「ヤクルト２－５巨人」（９日、神宮球場）意地で勝利に導いた。先発した巨人・大竹寛投手が７回１失点で６勝目。負ければ古巣・広島の優勝が決まる一戦だったが、なんとか屈辱を回避した。ヒーローは「今日は何としても勝ちたいと思ってマウンドに上がりました」と安どの表情を浮かべた。立ち上がりから球を低めに集め、凡

◇セ・リーグ広島６―４巨人（２０１６年９月１０日東京Ｄ）広島・新井はもみ合う輪の中で黒田を見つけた。引き合うように近づき、抱き合った。「夢のようで言葉にならない。苦しかったこと、悔しかったことが頭の中を駆け巡って…。黒田さんが号泣されている姿を見て、僕も号泣してしまいました」。顔はくしゃくしゃ。緒方

年ぶりのリーグ優勝に広島ファンの芸能人や著名人も歓喜した。俳優谷原章介（４４）は１０日、優勝を決めた巨人戦を東京ドームで観戦してファンと喜びを分かち合った。優勝の瞬間、谷原は両腕を突き上げ歓喜の雄たけびを上げた。「全員で攻めて守った最高の試合でした！」と話すと、ファンと一緒に応援歌を歌って喜びを分か

◆巨人８―０広島（１１日・東京ドーム）２５年ぶりの優勝を決めた夜から一夜明け、カープ打線が久々に沈黙した。８月２３日の巨人戦（東京Ｄ）以来の完封負けで、連勝が５でストップした。前夜はビールかけ後も、深夜に選手宿舎内でテレビ出演などに追われた。主力の多くが解放されたのは午前３時頃。新井は「６時くらいま

（セ・リーグ、巨人８－０広島、２３回戦、巨人１２勝１１敗、１１日、東京Ｄ）２５年ぶりのＶ決定翌日に０封負け。左翼席の鯉党には熱狂の余韻が残っていたが、連勝は５でストップ。優勝疲れ？いえいえ、広島・緒方監督は、１０月１２日から始まるクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ（マツダ）を見すえてい

巨人の２年連続Ｖ逸だ。広島に１４ゲームもの大差をつけられる歴史的大敗である。巨人は８月に一時４・５ゲーム差まで広島に迫ったものの、早々とペナントレースの灯を消してしまった。巨人などで投手コーチを歴任したＯＢの高橋善正氏（評論家）は「数打ちゃ当たる方式の外国人補強は今年も当たらなかった」とこう嘆く。「

広島が２５年ぶり７度目のリーグ優勝を果たした１０日の「プロ野球巨人―広島」（ＮＨＫ総合午後７時３０分～午後１０時５分）の広島地区での平均視聴率が広島地区で６０・３％だったことが１２日、分かった。試合は広島の先発・黒田博樹投手（４１）が、巨人打線に早々と先制を許す苦しい展開となった。それでも中盤には鈴