２秒６で駆け上がり、上村師は「前走は休み明け。今回は在厩の分、馬が軽い。ひと叩きして上向いている」と仕上げに胸を張る。１枠１番の勝ち馬は１９４６年（ミツマサ）が最後で、グレード制導入後は一度も勝っていない。「データは関係ない。どこかで外へ出せたらいいけど。勝つ力はあるからどう乗るかだけ。それに尽きる

オークス（２５日・東京、芝２４００メートル）の２週前追い切り。桜花賞２着のアルマヴェローチェ（牝３歳、栗東・上村）は栗東ＣＷで６Ｆ８３秒３－３７秒８－１１秒９。３頭併せで僚馬２頭に後れを取ったが、スピード感十分の動きを示した。「サラッと。状態はいいよ。距離が延びるのも問題ない」と上村師。桜花賞３着の

「マイラーズＣ・Ｇ２」（２７日、京都）重賞初勝利を目指すセオは２３日、栗東ＣＷで最終調整。岩田望を背に併せ馬を行い、迫力満点の動きを見せて好調をアピールした。何度も重賞の壁にはね返されているが、今年に入って走りは安定。悲願へ向けて期待が高まる。また小倉大賞典を制して臨むロングランも、美浦Ｗでパワフル

たが、わずか首差届かなかった。岩田望は「ポジションは理想通りであとは結果だけだった。自分の馬も伸びたが、勝ち馬も伸び直してきた」とがっくり。上村師は「理想的な競馬だったし、思い切って乗ってくれた。今日は仕方ない。うまく乗られてしまった」と敗戦を受け入れ、「オークスで巻き返したい」と逆転に力を込めた。

」とＧ１連勝へ手応えをにじませた。

体重は前走からプラス１６キロの５００キロだったが、上村師は「いい状態で来ていると思います。輸送で少し減ると思いますが、プラスは全て成長分。ボリュームが出ましたね」と成長ぶりに目を細める。当日の雨予報にも「札幌の悪い馬場もこなしているぐらいだから全く問題ないです。やったことがない相手との関係がどうかも

角馬場から栗東坂路へ。落ち着いた様子でゆったりと駆け上がり、４Ｆ６３秒３－１４秒７を計時した。「あまり気負わないように調整しました。前日の仕上げとしてはいい感じです。今週のひと追いで心身ともに変わってくれたし、あとは展開。それに当日の雨がレースにどこまで影響するか」と上村師。万全の態勢で連覇に挑む。