佐藤博之
2017/09/30
秋場所で奮闘した阿武咲と貴景勝 どうして2人は対戦しなかったのか
【佐藤博之のもう一丁】大相撲秋場所は99年ぶりに3横綱2大関が休場したことで、横綱・大関の本割での対戦は千秋楽の日馬富士―豪栄道の1番だけだった。稀勢の里が初場所後に横綱に昇進したものの、ファンが注目している白鵬との横綱同士での対戦は4場所連続で実現していない。九州場所で初日から4横綱がそろったとし2017/09/30スポーツニッポン詳しく見る
2017/05/17
体重が重ければいいわけじゃないんです 「柔よく剛を制す」大相撲の世界
【佐藤博之のもう一丁】大相撲夏場所が始まった。両国国技館で開催される年3回の東京場所では、番付発表の翌日の力士会で関取の体重が測定される。今回、幕内力士42人の平均体重は162・2キロで、初場所前の計測時より0・7キロ増えた。過去最高だった昨年秋場所前の164・3キロには及ばないものの、2012年以2017/05/17スポーツニッポン詳しく見る
2017/04/26
気になる関脇の順列 どうなる夏場所番付
【佐藤博之のもう一丁】大相撲春場所は稀勢の里の横綱昇進で17年ぶりの4横綱時代となった。その影響で影が薄くなってしまったが、3関脇も14年春場所以来3年ぶりだった。「関脇が活躍する場所は面白い」と言われるが、春場所は3関脇がいずれも勝ち越すなど奮闘した。平成以降、3関脇以上の場所は31度目だったが、2017/04/26スポーツニッポン詳しく見る
2017/04/06
「心」で勝ち取った稀勢の里の奇跡の優勝
【佐藤博之のもう一丁】大相撲春場所は新横綱の稀勢の里の劇的な優勝で幕を閉じた。13日目の日馬富士との横綱対決で初黒星を喫し、その際に左上腕部を負傷。それでも土俵に上がり続け、千秋楽の本割、決定戦で照ノ富士を連破して2場所連続優勝。「鬼の形相」で当時の首相に「感動した」と言わしめた2001年夏場所の貴2017/04/06スポーツニッポン詳しく見る
2016/11/01
家族とファンの後押しで、豊ノ島が再び輝く
【佐藤博之のもう一丁】土俵に上がれば、たった一人で闘わなければならない。誰の力も借りられない。だが、土俵に上がるまでは一人じゃない。部屋の師匠をはじめ、たくさんの人に支えられているおかげで闘える。一年納めの九州場所。左アキレス腱断裂からの復活を目指している33歳のベテラン豊ノ島も、多くの人の後押しを2016/11/01スポーツニッポン詳しく見る
2016/09/16
序ノ口で起きた“あってはならない出来事”について考える
【佐藤博之のもう一丁】目を疑う出来事が繰り返された。秋場所3日目の9月13日、前相撲に引き続き行われた序ノ口の2番目に組まれた西29枚目・服部桜(式秀部屋)-西26枚目・錦城(九重部屋)戦。この1敗同士の取組で、服部桜がわざと敗れる行為を3度続けた。1度目は、立ち合い直後に自ら両手を土俵についた。立2016/09/16スポーツニッポン詳しく見る