場内。スタンドインを確信した阪神・佐藤輝は、ゆっくりと走り出した。「先に点を取られてしまったので、早めに追いつくことができて良かった。いいスイングができたと思う」驚きの一発だった。１点を先制された直後の二回、先頭で打席に入ると、中日・高橋宏の甘く入ったフォークをフルスイング。逃すことなく完璧に捉えた

回先頭。中日の先発・高橋宏の２球目、１４２キロを完璧に捉えた。右中間中段に飛び込む飛距離１３０メートルの特大弾は、５月５日の巨人戦（東京Ｄ）以来の１２号。２位の巨人・岡本に４本差をつけリーグトップを快走し「いいスイングができた」と、うなずいた。チームは敗戦。大山とアベック打点を挙げれば２６連勝中だっ

負いの阪神・中野が“高橋宏キラー”ぶりを存分に発揮した。好走塁に複数安打。犠打もきっちり決めた。２番打者の役割を果たし、試合後は少しだけ胸を張った。「１本目だけじゃなくて２本目も打てましたし、送りバントでランナーを進めて点にもつながった。今後も２番としてつなぎの仕事ができればいいかなと思います」走塁

ダックス（先発投手が１００球以内で完封）を達成。打線は初回に森下が中日・高橋宏から中前適時打を放って先制した。六回２死三塁では、佐藤輝が直球をとらえ左中間への適時二塁打をマーク。お立ち台ではファンクラブＫＩＤＳ会員の小学生がインタビュー体験した。◇◇（お立ち台でファンクラブキッズからの質問を受ける）

整。キャッチボールなどで汗を流し「粘り強く、走者を出してからゼロで帰って来るような投球ができたら」と青写真を描いた。前々回、４月２５日・ＤｅＮＡ戦は７回２失点（自責点１）で黒星。前回２日の中日戦は６回１０安打４失点で３敗目を喫した。２日の同戦は相手先発・高橋宏に１１球粘られる場面もあり、球数は６回で

阪神の村上頌樹投手（26）が23年5月以来のスライド登板することが決まった。先発予定の9日の中日戦（甲子園）が雨天中止となり10日の同戦に予告先発された。この日は甲子園の室内練習場で調整。前日から雨予報ではあったが、中止が決定した後には「やるつもりでは来ていたんで、残念だなって感じです」と話していた

無死二、三塁から茂木に右越え逆転3ランを被弾。5回も打ち込まれ、4回2/3を5安打6失点で2敗目を喫した。井上監督は「守りに入っているというか、悪いところのメヒアが出た」とばっさり。先発陣は高橋宏が不調で、マラー、柳も2軍調整中と苦しい台所事情ながら、助っ人右腕の次回は「白紙です」と渋い表情だった。

ンテリンドーム）【ヤクルト】１（右）西川、２（左）サンタナ、３（三）茂木、４（一）オスナ、５（遊）長岡、６（二）山田、７（捕）古賀、８（中）赤羽、９（投）吉村【中日】１（中）岡林、２（左）上林、３（一）ボスラー、４（右）細川、５（三）高橋周、６（二）板山、７（遊）土田、８（捕）加藤匠、９（投）高橋宏

―中日（１１日・甲子園）【中日】１（中）岡林、２（二）山本、３（左）上林、４（三）石川昂、５（一）ボスラー、６（右）細川、７（遊）村松、８（捕）加藤匠、９（投）高橋宏【阪神】１（中）近本、２（二）中野、３（三）佐藤輝、４（右）森下、５（一）大山、６（左）前川、７（遊）木浪、８（捕）坂本、９（投）村上

昨季は4戦全敗だった高橋宏と今季初対戦。7回まで3安打無得点に抑えられていたが、1点を追う8回に2四球と敵失など無安打で同点に追いついた。投手陣も先発・高梨が6回1失点と好投し、リリーフ7人が無失点リレー。高津監督は「ずっとやられっぱなしの投手だけど、負けなかったので。よく粘ったゲームだった」とナイ

日の開幕投手を務める高橋宏斗投手（２２）を直撃。チームが４年連続負け越しているＤｅＮＡ相手に開幕戦はどんな投球を見せるのか。竜のエースが逆襲への意気込みを語った。【高橋宏斗インタビュー（１）】熊崎開幕投手の決定、おめでとうございます！高橋宏ありがとうございます。率直に２年前くらいから本格的に目指して

イダーをファーストスイングで左前適時打とした。３回にも中前へ運んでマルチ安打。オープン戦は８試合の出場で打率３割６分４厘と絶好調だが、「結果が出ているのはいいことですけど、継続していかないといけない」と気を引き締めた。中京大中京（愛知）では高橋宏（中日）と同級生で２年秋から公式戦２８連勝。一方、コロ