ところを左から突き落とし、単独トップの１敗を守った。「向こうも馬力がすごいから、簡単にはいかないと思っていた」。結びの大関同士の対戦で高安が勝ち、１差は変わらない。「優勝？考えない。明日の準備に集中していけば、つながるんじゃないか」とまんざらでもない表情をみせた。豆タンクのような突進力を支えるスタミ

、福岡国際センター）大関同士の対戦となった２敗の高安（田子ノ浦）と栃ノ心（春日野）の一番は、上手投げで高安に軍配が上がった。だが、今場所の横綱・大関同士の対決はこの取組のみという寂しい事態になった。この日、豪栄道が「右大胸筋上腕鎖骨付着部筋断裂で約６週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し、

り、１４日目に鶴竜が豪栄道に勝つか、３敗の３力士が全て敗れると鶴竜の８場所ぶり４度目の優勝が決まる。３敗の大関同士の一番は高安が豪栄道を引き落とした。さらに平幕の勢が３敗を守り、優勝争いに踏みとどまっている。鶴竜は立ち合いで当たると、鋭くはたいて魁聖を退けた。高安と豪栄道は立ち合いで激しく当たると、

パワー”を注入した。「一門を引っ張り上げる」と宣言していた通り、頂点に立った男の自覚だった。まずは大関同士だった昨年までと同様、関脇琴奨菊（佐渡ケ嶽）を続けて取る三番稽古の相手に指名。「稽古場では対等」と力をぶつけ合った。突き落とし、すくい投げで連勝すると「おし！！」と気合を入れた。一方で相手のがぶ

豪栄道が照ノ富士との大関同士の一番を寄り切りで制し、勝ちっぱなしの１０連勝とした。１敗で豪栄道を追う横綱日馬富士は、平幕碧山を寄り倒し。平幕遠藤は、平幕佐田の海を寄り切り１敗を守った。豪栄道は立ち合いで右を差すと、前進しながら左も差してもろ差しの体勢に。最後は照ノ富士が棒立ちになり、難なく寄り切った

関脇勢（２９）をかち上げ一発で押し倒し、稀勢の里は大関同士の対戦で豪栄道（３０）を送り出した。豪栄道は２敗目。１敗力士が消え、２敗で横綱鶴竜（３０）、横綱日馬富士（３２）、豪栄道、平幕御嶽海（２３）の４人が追う。瞬間の奥義が、館内のどよめきを歓声に変える。白鵬が左から張って、相手の顔を向けさせたとこ