棋戦
2019/03/02
【勝負師たちの系譜】失冠の羽生九段が1位 “戦国”を象徴…2018年獲得賞金ランキング
トル戦やトーナメント棋戦の優勝賞金(準優勝も)のほか、予選の対局料、毎月の固定給も含まれ、イベントや出版の収入は別だ。固定給(正確には参稼報償金)とは、順位戦の対局料の代わりに、主に名人戦の契約金から毎月均等にして支払われる金額で、クラスによって大きく違う。違いを簡単に言えば、A級から1クラス落ちる2019/03/02夕刊フジ詳しく見る
2019/02/19
【勝負師たちの系譜】「棋神」の如き渡辺棋王 二冠へ王手
社が運営を行っている棋戦で、1974年に発足した。もっとも地方紙は、隣の県紙とはライバル関係という所もあり、棋王戦の発足当時は日本将棋連盟杯、その後は天王戦を掲載していた社もあったが、関係者が棋王戦を大きなタイトル戦にするために奔走。天王戦を発展解消、棋王戦に統一して現在の形になった。今や全国紙に匹2019/02/19夕刊フジ詳しく見る
2018/12/18
藤井七段 順位戦で今期7連勝…昇級に向け「ここからの3局、非常に重い」
手で勝利し、今期の同棋戦C級1組で7連勝とした。藤井七段は昨期のC級2組の対局も10戦全勝で終えており、同棋戦ではデビュー以来、17連勝。デビュー以来の順位戦連勝記録としては中村修九段(56)の16連勝を上回り、単独2位に浮上した。同記録の1位は中原誠十六世名人(71)の持つ18連勝で、更新も見えて2018/12/18デイリースポーツ詳しく見る
2018/12/03
【勝負師たちの系譜】容易ではなかった「竜王戦」の創設…大山名人が反対
名人戦と並び、一位の棋戦を作るということで発足した。しかしその成立までは容易ではなかった。将棋連盟側の大御所、大山康晴15世名人が反対したからである。大山は名人戦を主催していた、毎日新聞社の嘱託だったが、新聞社の代弁ではない。一人の棋士だけが潤う棋戦は作るべきではない、という持論があったからだ。私は2018/12/03夕刊フジ詳しく見る
2018/10/22
【勝負師たちの系譜】自分が本当にタイトルを取れるのか… 王座戦、挑戦者を阻む“重み”
私にとっては縁のある棋戦である。唯一、タイトル戦を戦った経験のある棋戦だからだ。平成元年、1989年のことで、私が36歳の時。決勝で当時台頭してきた55年組の一人、南芳一王将(当時)を破っての挑戦だった。今考えてみると、この年は羽生善治竜王が19歳で初めてタイトル(竜王)を奪取し、その後は羽生世代が2018/10/22夕刊フジ詳しく見る
2018/10/21
最年少新人王・藤井聡太 タイトル挑戦はいつに?
を制し、自身2度目の棋戦優勝を果たした。31年ぶりに同棋戦での最年少優勝記録を更新。デビュー以来、様々な記録を打ち立てているが、タイトル挑戦・獲得という大きな目標達成への期待も高まっている。かねて、藤井七段は8大タイトルへの意欲を示してきた。全ての棋士が目指す頂点だが、タイトル挑戦・獲得の最年少記録2018/10/21デイリースポーツ詳しく見る
2018/10/18
藤井聡太七段、最年少新人王 16歳2か月ラストチャンスで羽生竜王、森内九段超え
わかむ)三段(23)を105手で下し、2連勝で優勝した。16歳2か月での制覇は、1987年に森内俊之九段(48)がマークした17歳0か月を31年ぶりに更新する同棋戦の最年少記録。六段以下しか参加できない棋戦のラストチャンスをものにして、平成最後の新人王に輝いた。勢いのある奨励会員を寄せ付けない強さだ2018/10/18スポーツ報知詳しく見る「新人王」の藤井七段、今後は最年少タイトルを次々と更新していくのか
わかむ)三段(23)を105手で下し、2連勝で優勝した。16歳2か月での制覇は、1987年に森内俊之九段(48)がマークした17歳0か月を31年ぶりに更新する同棋戦の最年少記録。六段以下しか参加できない棋戦のラストチャンスをものにして、平成最後の新人王に輝いた。「快挙」ではない。今年2月、藤井は既に2018/10/18スポーツ報知詳しく見る
2018/10/15
【勝負師たちの系譜】王座戦 平成以降はほぼ羽生善治竜王が独占も…台頭する若手棋士たち
イトルの移動が少ない棋戦と言ってよい。つまり一人の棋士が、長くタイトルを取り続ける棋戦という意味だ。主催(掲載)は日本経済新聞社で、第1期から30期までは、準タイトル戦だった。従って、この間に王座になった棋士は、タイトル獲得数にカウントされていない。大山康晴15世名人はタイトル獲得80期で、羽生善治2018/10/15夕刊フジ詳しく見る
2018/09/03
藤井七段 菅井王位との対局始まる 前回は敗戦、雪辱なるか
局しており、その際は菅井王位が勝利していた。その対局後には菅井王位は、初タイトルとなる「王位」を羽生善治竜王から奪取。藤井七段も全棋士参加棋戦で優勝するなど、お互いに実績を積んできた。同期戦は、藤井七段にとって年内にタイトル獲得の可能性が残る最後の棋戦となる。持ち時間は各4時間で同日夜には決着する見2018/09/03デイリースポーツ詳しく見る
2018/07/28
藤井聡太七段 新人王戦8強 初対戦の八代六段下し“新旧朝日杯王者対決”制す
決めた。八代とはこれが初手合い。藤井が今年2月に決勝が行われた昨年度の朝日杯将棋オープンで棋戦初優勝を果たしたのは記憶に新しいが、同棋戦の一昨年度の覇者が八代だった。序盤でミスが出て、「少し難しくしてしまった」と反省したが、終盤に激しい攻めをかわして“新旧朝日杯王者対決”に勝利。終局後は安堵(あんど2018/07/28スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/13
【勝負師たちの系譜】里見香奈女流五冠、高かった棋士の「壁」 病気克服も三段リーグを抜けることができず
退会して、女流棋士になった人は何人かいたが、その反対はいなかったのだ。里見は当時、女流棋戦の三冠(女流名人、女流王将、倉敷藤花)を持ち、これを返上しても良い覚悟でいたが、それは棋戦の運営上、許されない。しかし当時の日本将棋連盟の米長邦雄会長は全面協力の態勢を取り、奨励会と女流棋士の重複を認めたのだっ2018/03/13夕刊フジ詳しく見る