名人戦
2019/05/17
豊島将之2冠が平成生まれ初の名人位奪取、史上9人目の3冠誕生…佐藤天彦名人を4勝0敗と圧倒
将棋の第77期名人戦7番勝負第4局が16、17両日に福岡県飯塚市で行われ、先手番の挑戦者・豊島将之2冠(29)が佐藤天彦名人(31)に133手で勝ち、対戦成績4勝0敗で初の名人位を獲得した。平成生まれ初の棋士である豊島が平成生まれ初の名人に。史上9人目の3冠(名人・王位・棋聖)となった。群雄割拠の将2019/05/17スポーツ報知詳しく見る
2019/03/02
【勝負師たちの系譜】失冠の羽生九段が1位 “戦国”を象徴…2018年獲得賞金ランキング
予選の対局料、毎月の固定給も含まれ、イベントや出版の収入は別だ。固定給(正確には参稼報償金)とは、順位戦の対局料の代わりに、主に名人戦の契約金から毎月均等にして支払われる金額で、クラスによって大きく違う。違いを簡単に言えば、A級から1クラス落ちるごとに七掛けと言ってよい。これに他の棋戦の活躍度も加味2019/03/02夕刊フジ詳しく見る
2019/02/18
兵庫支部のベテラン、水野要が引退 G1で2勝、生涯獲得賞金10億円超
て活躍し、存在感を発揮してきた。通算成績は9314回出走で1959勝、優勝49回。うちG1は2002年の近畿地区選(住之江)と05年の名人戦(現マスターズチャンピオン、戸田)と2度制した。生涯獲得賞金は10億5789万773円。また03年にはABC系の「探偵!ナイトスクープ」で、昨年デビューした数原2019/02/18スポーツニッポン詳しく見る
2019/02/05
藤井七段師匠の杉本七段敗れる 師弟同時昇級はお預け
将棋で名人戦の予選リーグにあたる第77期順位戦C級1組の対局が5日行われ、大阪市の関西将棋会館では8戦全勝だった杉本昌隆七段(50)が7勝1敗だった船江恒平六段(31)に敗れ、今期初黒星を喫した。2人はともに8勝1敗となり、この時点で5日にB級2組への昇級者が決まる可能性はなくなった。杉本の弟子で同2019/02/05スポーツニッポン詳しく見る
2019/01/07
【勝負師たちの系譜】タイトル争いの条件は生涯勝率 2019年の将棋界展望
イトル保持者が手堅く防衛したものの、後半になると挑戦者が次々にタイトルを奪うという、波乱の年だった。まず新年最初のタイトル戦の王将戦は、久保利明王将が、次に棋王戦は渡辺明棋王が、そして名人戦では佐藤天彦名人が羽生善治竜王(当時)を退け、防衛の年かと思わせた。ところがそこから豊島将之八段(同)が、羽生2019/01/07夕刊フジ詳しく見る
2018/12/17
【勝負師たちの系譜】居飛車党に転じ一皮むけた広瀬八段 1組でしのぎを削る超一流棋士たち
決められているのは、名人戦に繋がる順位戦のクラスと、竜王戦の組だけである。順位戦は最高がAクラス、竜王戦は1組だから、Aクラス(名人含む)で1組(竜王含む)に在籍している棋士が、現在の超一流棋士と言えるだろう。現在、この条件に該当するのは、羽生善治竜王、豊島将之棋聖・王位、久保利明王将のタイトル保持グラス タイトル保持者 タイトル戦 一流棋士 一流棋士たち 三浦弘行 久保利明王将 佐藤康光 勝負師たち 名人戦 居飛車党 広瀬 広瀬章人 棋士 深浦康 稲葉陽 竜王戦 糸谷哲郎 羽生善治竜王 豊島将之棋聖 順位戦 Aクラス2018/12/17夕刊フジ詳しく見る
2018/12/03
【勝負師たちの系譜】容易ではなかった「竜王戦」の創設…大山名人が反対
王戦(2)竜王戦は、名人戦と並び、一位の棋戦を作るということで発足した。しかしその成立までは容易ではなかった。将棋連盟側の大御所、大山康晴15世名人が反対したからである。大山は名人戦を主催していた、毎日新聞社の嘱託だったが、新聞社の代弁ではない。一人の棋士だけが潤う棋戦は作るべきではない、という持論2018/12/03夕刊フジ詳しく見る
2018/03/19
【勝負師たちの系譜】連続昇段の藤井聡太六段、「竜王奪取で八段」も現実味
生の間に五段。そしてわずか16日後に、六段に昇段したからだ。もちろん中学生での六段は、史上初である。簡単に昇段規定を記すと、昇段の基本は名人戦に繋がる順位戦での昇級で、C級2組から1組に上がると、五段。最高のA級に昇ると八段になる。私の若い頃は、この昇段方法しかなかった。現在は勝ち星での昇段があり、2018/03/19夕刊フジ詳しく見る
2018/01/22
【勝負師たちの系譜】「升田式石田流」を世に出した1971年の名人戦七番勝負 升田幸三の一手は永久に残る妙手に
★升田幸三(3)升田幸三実力制第四代名人の棋神とも言える時代は、3年ほど続いたものの、1958年からは大山康晴15世名人の巻き返しを許し、タイトルをすべて手放すことになる。その後は、九段戦から発展解消した十段戦でも第1期から3期まで、フルセットに近い戦いを演じるなど、タイトル戦には幾度か挑戦したが、2018/01/22夕刊フジ詳しく見る
2017/11/20
【勝負師たちの系譜】大山康晴名人「ワシは強い者が好きだ」 A級から一度も落ちなかった鉄人
得数は羽生善治棋聖に次ぐ(昔はタイトル戦の数も少なかった)80期で、棋戦優勝44回という抜群の成績を残している。しかし私がそれ以上に不滅と思うのは、69歳で亡くなるまで、順位戦のA級にいたことだ。A級は名人戦の最終予選とも言えるリーグで、定員は10名。1年かけた総当たりで、優勝者が名人戦の挑戦者、下2017/11/20夕刊フジ詳しく見る
2017/10/12
藤井聡太四段 順位戦C級2組で5戦全勝 首位をキープ
8手で勝利。順位戦の星取りを開幕から5戦全勝とした。順位戦は名人戦の予選にあたり、C級2組は年間10局を戦い、50人のうち上位3人が翌年度にC級1組に昇格できる。昇格の目安は10勝0敗か9勝1敗。星野とは29連勝中の12戦目、4月に竜王戦予選の6組ランキング戦で戦っており、対局はこの日が2度目。早め2017/10/12スポーツニッポン詳しく見る
2017/06/30
「私とともに魂を燃やし、歩んでくれた妻に改めて感謝を表明する次第です」…ひふみん一問一答その2
の十番勝負もありました―「昭和57年の名人戦ですけども。その前の昭和52、3年あたりは共同通信社主催の棋王戦というタイトル戦でですね。中原さんに勝ち、大内(延介)さんにも勝ちですね。こういったことで名人戦の前に中原さんには棋王戦、王将戦、全部タイトル戦で勝っていましたから自信あったんですけど、とは言2017/06/30スポーツ報知詳しく見る
2017/05/20
将棋の「叡王戦」がタイトル戦に昇格! 王座戦以来34年ぶり
20日、発表された。将棋のタイトル戦発足は1983年度の王座戦以来34年ぶりで、将棋界は開始年度順に名人戦、竜王戦、王将戦、王位戦、棋聖戦、棋王戦、王座戦に続いて8大タイトルとなる。契約金の額による序列は3位になるという。主催が新聞社以外のタイトル戦は初めて。第3期叡王戦は、全現役プロ棋士と女流1人2017/05/20スポーツ報知詳しく見る
2016/11/03
囲碁・井山七冠が名人戦で敗れ六冠に後退…タイトル独占は197日で終了
日に行われた第41期名人戦第7局で挑戦者の高尾紳路九段(40)に敗れ、対戦成績を3勝4敗として名人位を失冠。六冠に後退した。井山七冠は今季の名人戦で、第1局から第3局まで3連敗。第4局から3連勝して第7局で防衛を期したが、高尾九段の前に屈した。井山は今年4月20日に、第54期十段戦で伊田篤史十段(当2016/11/03デイリースポーツ詳しく見る