。昨季は８月に右手首に死球を食らい、骨折で戦線離脱。さらに右肩のクリーニング手術を受けた影響もあり、４１試合の出場にとどまった。昨年の契約更改では「来年大した成績が残せなければ２、３年でグッバイベースボール。しがみついて１年でも長くやりたい」と話した。そのために肉体面は当然のこと、精神面の鍛錬にも取

て、重賞初Ｖを飾ったクリンチャーは坂路１本のキャンター調整。長谷川助手「前回はこれまでの休養明けとは動きが違っていて、肉体面の成長を感じていた。レースでもしっかりと走ってくれて、それが本物だったことを証明してくれたね。もともとが叩き良化タイプで、さらに状態を上げている。レースに注文がつかない馬だし、

は午前８時半に坂路で４Ｆ６１秒６～１Ｆ１４秒５をマーク。落ち着き払って風格すら漂わせていた。今年のダービー馬は秋初戦の神戸新聞杯を完勝して大一番へ。津曲助手は「追い切った後もテンションが上がっていないし、うまく調整できた。肉体面に加え、精神面が成長してバランスが取れてきている」と充実ぶりを強調した。

坂路で古馬５００万下と併入して４ハロン５２・２―３８・６―１２・７秒。追走していたとはいえ、脚色は僚馬に見劣った。直前の動きがカギになる。小島茂調教師「久々をひと叩きして肉体面でたくましさが出てきたね。１４００メートルを使った後のマイル戦になるが、１週前追い切りの感じでは折り合い面も問題はなさそう」

栗東】皐月賞馬アルアインは２１日に坂路で馬なりで軽快に飛ばして４ハロン５５・２―４０・２―１２・８秒。陣営は寸分の狂いもない調整過程に満足げだ。兼武助手「１週前追い切りをしっかりとやれて、今朝（２１日）も予定通り。最近は精神的にどっしりとして肉体面の成長も感じられる。ここまで順調なのが何よりですね」

・７―１１・９秒。ダイナミックな走りで前２頭を外から豪快に差し切る。迫力満点の走りで万全の態勢。庄野調教師「中山は器用さが求められるけど、大型馬だけに自分からさばいていくよりは道中で我慢して運ぶ競馬のほうが合っている。肉体面でまだ緩さを残しているものの、中間も順調そのもの。前走（共同通信杯＝１着）の

目の上積みをアピールした陣営は悲願のＧI制覇に燃えている。吉村調教師「３歳のころから精神的にはしっかりとしていた馬。成長したのは肉体面だね。キャンターでの前さばきが以前は硬かったが、今は大きなストライドで走れているからね。スムーズさを欠いた昨年でも０秒３差（８着）。距離が長いとは思ってないし、今年は

でまとめ、通算１アンダーで首位と２打差の３位につけた。肉体面でもパワーアップした「中年の星」が節目のツアー通算２０勝、史上１１人目の日本タイトル３冠（日本オープン、日本プロ、日本ツアー選手権）を視界にとらえた。６８をマークした１１年大会覇者のＪ・Ｂ・パク（韓国）が単独トップに立った。ベテランの谷口が