必然のWBC辞退…マエケン「2年目キャンプ」は課題山積
ドジャース・前田健太(28)のWBC出場辞退が決まった。米スポーツ専門チャンネルESPN(電子版)が11日(日本時間12日)、フリードマン編成部長の話として伝えた。カブス・上原に続いて、現役メジャーリーガーの日本代表入りが見送られた。ロバーツ監督が「国を代表してプレーするのは重要なこと。でも次のシー
詳しく見る
WBC台湾代表に慎重…陽岱鋼に早くも“巨人1年生”の重圧
日本ハムから国内FA権で巨人に移籍した陽岱鋼(29)が12日、川崎市のジャイアンツ球場で初めて練習を行った。上下赤のウインドブレーカー姿でグラウンドに登場すると、新人合同自主トレ中だったドラフト7位の台湾人右腕・リャオが駆け寄って「日本語」で挨拶。ガッチリ握手を交わした同胞の後輩を「雰囲気が違う。か
詳しく見る
相撲協会ナンバー2尾車親方 “稀勢の里ひいき”報道に反論
初日から5連勝と、今のところ取りこぼしがないものの、それでもいまひとつ信用ならないのが大関稀勢の里(30)だ。過去にも優勝まであと一歩という場面で、何度も綱とりに失敗している。稀勢の里が所属する二所ノ関一門の総帥で協会ナンバー2(事業部長)の尾車親方(59=元大関琴風)はどう見ているのか。――稀勢の
詳しく見る
本職は二塁だが…広島・菊池“WBCは3塁”にこれだけの適性
広島の菊池涼介(26)が12日に静岡県内で自主トレを公開。WBCに向けて例年以上に早い調整を進めている。昨季は不動の2番として25年ぶりのリーグ優勝に貢献。181安打で最多安打を獲得し、ゴールデングラブ賞にも選ばれた。侍ジャパンの中心選手として期待する小久保監督は、昨年11月の強化試合では主に本職の
詳しく見る
ポッカリ空いたままの一塁 阪神に“鳥谷コンバート”プラン
アッと驚く出来事が起こるかもしれない。金本監督が就任2年目を迎える阪神。オフにはFAで糸井、助っ人は内野手のキャンベル(メッツ)らを獲得したが、懸案事項は解消されたわけではない。糸井は中堅、キャンベルは三塁を務める方針の一方で、ゴメスが退団した一塁がポッカリ空いたまま。その手当てができていないのだ。
詳しく見る
メジャー投手全滅 “二刀流”大谷侍Jで負担増に日ハム冷や汗
その一番の被害者は、大谷翔平(22)ということになりそうだ。3月に行われるWBCで日本代表先発陣の柱と期待されたドジャースの前田健太(28)の不参加が判明。所属するドジャースが派遣に難色を示したためで、ヤンキースの田中将大(28)も同様の理由で辞退が濃厚だ。すでにダルビッシュ(30)もレンジャーズ首
詳しく見る
菊池英博<特別寄稿3>経済政策は覇権衰退国の理に適っている
米国には大統領のために国際情勢の現状分析と長期的な展望を分析する「国家情報会議」という諮問会議がある。この会議は大統領が政策を実行するための資料として、4年に1度の頻度で、「グローバル・トレンド」という報告書を作成して公表している。その最新版は、2012年12月に発表された「グローバル・トレンド20
詳しく見る
-
移転反対派締め出し 小池知事「築地視察」はまるでヤラセ
伏魔殿の「隠蔽体質」はなかなか変わらない。小池百合子都知事が12日、豊洲市場への延期決定後、初めて築地市場を視察した。小池知事は拍手喝采で出迎えられたのだが、“異様”だったのは、集まった市場関係者が、伊藤裕康築地市場協会会長などの「移転推進派」ばかりだったことだ。薄暗く、吐く息がうっすらと白く見えた
詳しく見る
4月に処分解除 シャラポワ“したたか復帰戦”のウラ事情
女子テニスの元世界ランキング1位、ドーピング違反で資格停止処分を受けたマリア・シャラポワ(29=ロシア)が、4月24日開幕のドイツ・シュツットガルト・オープンで復帰する。大会スポンサーが10日、主催者推薦でのエントリーを発表した。禁止薬物使用違反が発覚した昨年1月の全豪オープン以来、1年3カ月ぶりの
詳しく見る
“話し方講座”なくピリピリ 新人研修会で見えたNPBの焦り
名物コーナーが消えた。11日、「NPB新人選手研修会」が開かれ、ソフトバンク1位指名の田中正義(22=創価大)ら12球団の新人選手114人が参加した。約5時間にも及んだ講義内容は「薬物乱用防止」「暴力団の実態と手口」「有害行為について」など。そんな中、毎年恒例の名物コーナー「インタビューへの対応」が
詳しく見る
土俵際でエビ反り逆転 十両全勝“業師”宇良を舞の海氏絶賛
角界きっての業師が観客はおろか、親方衆の度肝をも抜いた。十両で全勝の宇良(24)の相手は、幕内経験者の豊響。173センチ、128キロの宇良に対し、豊響は185センチ、183キロ。体格差はいかんともしがたく、宇良は土俵際に追い詰められ、徳俵に両足が乗った状態で豊響の両手突きを食らった。これで万事休すと
詳しく見る
地味ながら即戦力候補 巨人ドラ3谷岡&ドラ4池田の実力
巨人の新人15選手の中で、地味ながら評価されている選手がいる。9日に始まった新人合同自主トレで、今のところ注目を集めているのは2人だ。軽快なフットワークを見せる1位の吉川尚輝(21=中京学院大)と、身長201センチ、体重125キロの巨漢を誇る7位のリャオ・レンレイ(23)。リャオはキャッチボールで1
詳しく見る
伸び盛り24歳 日ハム獲得左腕エスコバー掛け値なしの実力
プロ野球にやってくる外国人のほとんどは、トウの立ったメジャー崩れ。例えば30歳過ぎとか、すでに伸びシロの期待できない年齢に達しているケースが圧倒的に多い。そこへいくと、なんだって、わざわざ日本球界にやってくるのか、クビをかしげたくなるのが11日、日本ハムが年俸9000万円の1年契約で獲得した左腕エド
詳しく見る
イ・ボミも心配? 少女像で気になるスポーツ日韓関係の行方
昨年末から連日報じられている韓国・釜山の日本総領事館前に新たに設置された、慰安婦を象徴する少女像。両国の間に「トゲ」のように刺さったままだった旧日本軍の従軍慰安婦に関する問題については、平成27年12月28日の日韓外相会談で、「最終かつ不可逆的な解決」とし、日韓両政府で合意された。これにより、日本政
詳しく見る
-
裏切り3都議の公認変えず 自民下村会長“大甘処分”の思惑
12日、自民党東京都連の下村博文会長が、昨年末に都議会自民党を離脱した都議を自民党本部に呼んで“事情聴取”。都議は、大場康宣氏、山内晃氏、木村基成氏の3人。新会派「新風自民党」を立ち上げ、小池知事の支持に回った経緯などを聞いたが、下村氏は、新会派の結成を認めるとともに、夏の都議選では「引き続き党公認
詳しく見る
日本にも重大影響 これがトランプ政権の「10大リスク」だ
1週間後に迫ったトランプ就任。世界はガラリと変わる可能性がある。これまでの発言や公約から想定される、日本に影響を及ぼす「10大リスク」はこれだ。(1)NAFTA再交渉・脱退トランプはNAFTA(北米自由貿易協定)を「米製造業にとって最悪の協定のひとつ」と主張。トヨタ攻撃に見られるように、既に保護主義
詳しく見る
トランプ初会見は“防戦一方” メディア総攻撃に苦しい弁明
米国のトランプ次期大統領の当選後初の会見。冒頭から「ロシアに弱みを握られている」という報道への弁明で始まり、記者との質疑応答もこのロシア問題に終始。ツイッターでの強気の暴言はどこへやらで、メディアの総攻撃にトランプは防戦一方だった。会見は予定の現地時間11日午前11時(日本時間12日午前1時)より1
詳しく見る
すでに満身創痍…日馬富士が2日連続で“金星配給”の謎解き
3日目にして早くも2敗目を喫した横綱日馬富士(32)。2日目の御嶽海に続いてこの日は松鳳山と、2日連続で金星を配給した。支度部屋では「うーん……」「ハァ……」とタメ息を連発。「まだ12日間残ってますから」と記者に励まされ、「そうですね」と笑顔を見せる始末だった。松鳳山の素早い相撲に攻め立てられ、不用
詳しく見る
“ポスト木村”期待 黒後愛はバレー一族出身のサラブレッド
日本バレー界「期待の星」といわれている。バレーボール全日本高校選手権(通称「春高バレー」)の女子は、東京第1代表の下北沢成徳が2連覇。昨年に続き大会MVPを獲得したエース兼主将の黒後愛(18)のことだ。下北沢成徳は木村沙織(30)や荒木絵里香(32)などの日本代表を数多く輩出したバレーの強豪校。引退
詳しく見る
大谷の世話係にあらず Dバックス中後にメジャー昇格の目
渡米2年目の今季は日の目を見そうだ。ダイヤモンドバックスは9日(日本時間10日)、中後悠平投手(27)と新たにマイナー契約を結んだと発表。招待選手として春のメジャーキャンプに参加すると明らかにした。中後は15年にロッテを戦力外となり、昨年3月にDバックスとマイナー契約。昨季はルーキーリーグから這い上
詳しく見る
原前監督が色気見せ…東京五輪監督は秋山氏と一騎打ちか
巨人の原辰徳前監督(58=巨人特別顧問)が侍ジャパンの次期監督に色気を見せた。10日、客員教授を務める国際武道大で毎年恒例の講義を行った。質疑応答で「代表か巨人の監督をやる可能性はありますか?」と野球部員の学生に聞かれ、「まだ考えてない。プロも日本代表も頼まれて決まること。去年(巨人の)ユニホームを
詳しく見る
SB工藤監督の進退を左右 15年ドラ1高橋純平の2年目の飛躍
「右の先発枠を取るつもりで狙っていく」こう意気込んだのは、ソフトバンクの高橋純平(19)。10日、今年初めて二軍施設で練習した。年末年始は実家のある岐阜で打者相手に投球練習をするなど今季にかける思いは強そうだ。15年ドラフトで3球団の競合の末に入団した右腕は、昨季の新人合同自主トレ初日に左スネの張り
詳しく見る
巨人が血眼になるほど加速 清宮の“大学経由メジャー挑戦”
「参っちゃうよ」新年早々、在阪球団の某スカウトが苦虫を噛み潰している。巨人が1月1日付で発表したスカウト人事に触れ、「岡崎元ヘッドコーチがスカウト部長に就き、福王二軍内野守備走塁コーチが新設された東日本統括スカウトに就任して、担当の吉武スカウトと3人体制で早実の清宮をマークするというんだろ。岡崎部長
詳しく見る
羽田増便「新ルート」に問題…都心上空から氷塊落下危機
安倍政権の「訪日客増加策」は危険と隣り合わせだ。安倍政権が、羽田空港の発着便を増やすため、旅客機の「新ルート」を検討していることが分かった。2020年五輪に向け訪日客を増やすことが狙いで、菅官房長官も10日、「20年に、訪日客を年間4000万人に増やしたい」と話した。ところが、都心上空を通るこの「新
詳しく見る
NHK受信料ネコババ隠蔽 口つぐむ上田次期会長に資質は?
NHKの不祥事隠蔽が発覚した。NHKは10日、横浜放送局の40代男性職員が、受信料数十万円を着服していた疑いがあると発表した。昨年10月の聞き取り調査で発覚したというが、聴取直後に男性職員は死亡。NHKは死亡理由を公表していないが、自殺したというから驚きだ。NHKには、視聴者がテレビを撤去した場合、
詳しく見る
帝京大V8の偉業も…日本ラグビー“大学全盛”に大きな課題
大学ラグビー選手権決勝は9日、秩父宮ラグビー場で行われ、帝京大(関東対抗戦1位)が東海大(関東リーグ戦1位)に逆転勝ち。日本選手権で新日鉄釜石(78~84年度)と神戸製鋼(88~94年度)が記録した7連覇を抜いて日本ラグビー史上初の8連覇を達成した。帝京大は21日の日本選手権準決勝(大阪・花園)でト
詳しく見る
大関撃破に続き横綱から初金星 平幕・御嶽海はどんな力士?
新春の国技館に座布団が舞った。土俵の中央で勝ち名乗りを受けたのは、出羽海部屋の平幕・御嶽海(24=写真円内)。初日の豪栄道に続き、この日は結びの一番で日馬富士を寄り切った。「座布団が舞うところは初めて見ました」と、自身初金星にニンマリだ。東洋大で学生横綱に輝き、幕下付け出しの資格を得て、初土俵は15
詳しく見る
ハリルの理想と一致 青森山田の初Vに「鹿島を彷彿」の声
高校サッカー選手権決勝(9日)で22回目出場の青森山田が20回目出場の群馬・前橋育英を5―0で下し、初優勝を果たした。66年度の秋田商と静岡・藤枝東の両校優勝以来、半世紀ぶりに「最北優勝」を更新した。序盤は軽快にボールをつなぐ前橋育英が、U―19代表GK広末を中心に堅く守ってカウンターの青森山田を攻
詳しく見る
由伸監督の注意に忠実 Gドラ1吉川尚“新人離れ”のスロー始動
9日、川崎市のジャイアンツ球場で始まった巨人の新人合同自主トレ。高橋由伸監督(41)ら首脳陣が勢揃いで見守る中、最も目を引いたのは、ドラフト1位・吉川尚輝(21=中京学院大)――ではなく、ドラフト7位の台湾人右腕・廖任磊(23=リャオ・レンレイ)だった。キャッチボールの際、あっという間に約10メート
詳しく見る
DeNAラミレス監督 早くも「開幕投手は石田」の深謀遠慮
「エースとしての活躍を期待している」9日、DeNAのラミレス監督が今季の開幕投手に、大卒3年目左腕の石田(23)を指名した。DeNAはチーム最多の11勝を挙げた山口がFAで巨人に移籍。石田は昨季9勝4敗、防御率3.12と安定した成績を残していた。開幕で対戦するヤクルト相手に2勝0敗、防御率1.00と
詳しく見る
高知とも太いパイプ “555本男”ラミレスにセ球団が熱視線
元大物メジャーリーガーの日本球界入りが決まった。9日、通算555本塁打のマニー・ラミレス(44)が独立リーグの四国アイランドリーグplusの高知と合意。契約期間や来日の日程は調整中だという。米フロリダ州での交渉後、ラミレスは球団を通じて「日本でプレーすることを強く希望していた。現役選手としてプレーす
詳しく見る
共謀罪に識者提言 テロの未然防止は現行法で十分に可能だ
今月20日に召集する通常国会で安倍政権が新設をもくろむ「共謀罪」。過去3度の関連法案の廃案に懲りたのか、新たに「テロ等組織犯罪準備罪」と命名し、「テロ対策」を前面に打ち出している。だが、テロに備えるだけなら、現行法でも対策は十分に可能なのだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。「テロの常套手段で
詳しく見る