母国開催のデ杯欠場…錦織圭今季に懸ける“27歳の焦り”
今年に懸ける思いが伝わってきた。テニスの全豪オープン男子シングルスで初戦突破の錦織圭(27・第5シード)は16日の会見で、2月3日開幕(東京)の国別対抗戦デビスカップ(デ杯)1回戦(対フランス)の欠場について改めて説明。「(デ杯の後は)すぐに南米(13日~アルゼンチンOP、20日~リオOP)に行く。
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将来選出確実の裏で イチロー「米野球殿堂」へ足りないもの
米国野球殿堂入り選手が18日(日本時間19日)に発表される。MLB公式サイトによれば、今回の有力候補は通算449本塁打のジェフ・バグウェル(アストロズ)、歴代2位の通算601セーブのトレバー・ホフマン(パドレス他)ら5人。ベーブ・ルースらが選ばれた第1回の1936年以来、81年ぶりに5人選出の可能性
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侍Jで抑え候補に ヤクルト秋吉「全試合投げる気持ちで」
侍ジャパンの投のキーマンとなりそうだ。ヤクルトのリリーバー・秋吉亮(27)のことである。昨年、先行発表された侍メンバー19人に名を連ねたサイド右腕は、昨年のメキシコ、オランダとの強化試合で2試合に登板し、3イニングを無失点に抑える好内容。強化試合4試合で計29失点と、多くの投手が不慣れなWBC公式球
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G球場で初練習 山口俊に課せられる“古巣斬り”の大仕事
DeNAから巨人にFA入団した山口俊(29)が驚いた。17日、川崎市のジャイアンツ球場を初めて訪れ、2時間の練習。「施設がすごかった」と目を丸くした。前日に相川らと行った自主トレ先のサイパンから帰国したばかり。18日からは鳥取のトレーニング施設で調整するという。そんな新戦力に巨人が求める“仕事”があ
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18年オフ移籍がもう…西武・菊池雄星“メジャー争奪戦”勃発
年明けから沖縄の浦添で汗を流す西武の菊池雄星(25)に、早くも接触したメジャー球団があるという。「ナ・リーグ西地区の球団ですよ」と、さる放送関係者がこう続ける。「今月上旬、その球団の職員が沖縄で雄星と会ったというのです。立ち話をしただけなのか、一緒に食事をしたのかは分かりませんけど、挨拶をするために
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私立高無償化 小池都知事の真の狙いは“ドン組織票”の剥奪
真の狙いは、憎き自民党都連の“集票マシン”の分断だ。東京都の小池百合子知事が、年収760万円未満の家庭を対象とする私立高校の授業料の実質無償化を表明した。すでに無償化された都立高校との「公私格差の解消」を要望してきた私学の関係団体は大喜びだが、今夏の都議選では難しい選択を迫られる。都連の“ドン”との
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格下に弱い? 稀勢の里“ここがダメだよ”協会幹部に聞いた
16日に行われた、相撲協会の雑誌記者懇親会。そこで日刊ゲンダイは今場所自身初優勝を目指す大関稀勢の里(30)について、協会幹部に聞いた。いつもいつもあと一歩で優勝を逃す大関には、何が足りないのか。まず、八角理事長(53=元横綱北勝海)はこう言った。「先場所は3横綱を倒した直後、ポロッと(平幕の栃ノ心
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日本人も標的 メジャーにはびこるスタンドからの人種差別
レッドソックスのエース左腕が衝撃の告白である。一昨年の12月にレッドソックスにFA移籍したデービッド・プライス(31)が15日付(日本時間16日)地元紙「ボストン・グローブ」(電子版)に本拠地「フェンウェイパーク」で地元ファンから人種差別を受けたと明かしたのだ。試合前、ブルペンでの投球練習の際、スタ
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田中の天敵“ヤンキースキラー” ブルージェイズと再契約へ
ヤンキース・田中将大(28)には厄介な相手になりそうだ。FAになっていたホセ・バティスタ外野手(36)が昨季まで所属したブルージェイズと合意に達したという。16日付(日本時間17日)のMLB公式サイトなど複数の米メディアによれば、1年総額400万ドル(約4億6000万円)。ブルージェイズで長らく主砲
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松井氏もルーキーも不在 由伸巨人2年目は寂しいキャンプ
「リーグ優勝、日本一。この2つの目標を何としても達成する。若手育成のためにも、勝てる体制をつくらないといけない。そのための戦力補強だ」16日、巨人のスタッフ会議に出席し、こう厳命した老川オーナー。チームには具体的なノルマも課せられた。防御率3点未満、打率2割6分以上、1試合4得点──。ちなみに、昨季
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阪神が密かに狙う“右の大砲”李大浩 福留一塁拒否で現実味
金本監督の腹ひとつだ。阪神は昨年、在籍3年で65本塁打、260打点のゴメスが退団。メジャー通算7本塁打のエリック・キャンベル(29=メッツ3A)を獲得した。金本監督はこの新助っ人を「4番・三塁」で起用するという。一塁には右翼から福留をコンバートさせるプランを持っていた。しかし、福留本人がこれを拒否。
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神奈川で地盤固め 原辰徳氏「東京五輪監督」への野望と戦略
またも見送られた。16日、都内の野球殿堂博物館で野球殿堂の表彰式が行われ、プレーヤー表彰で伊東勤氏(54=ロッテ監督)、エキスパート部門では星野仙一氏(69=楽天球団副会長)、平松政次氏(69=元大洋)がそれぞれ選出。一方で今回からエキスパート部門にノミネートされ、当選が有力視されていた原辰徳氏(5
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残留か移籍か…セビージャ清武弘嗣が揺れる胸中を吐露
日本代表の新しい司令塔として、2018年ロシアW杯アジア最終予選の後半戦をリードしていく存在といわれているのが、スペイン1部のセビージャMF清武弘嗣(27)だ。14年夏から過ごしたドイツ・ブンデスリーガ1部ハノーバーで背番号10を身にまとい、圧倒的な存在感を示したことで16年夏、スペインの名門クラブ
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シャープ再生の切り札 「ロボホン」は誰が買っているのか
どこにいるのか――。シャープが昨年5月にリリースしたモバイル型ロボット電話「ロボホン」。携帯電話を兼ね備えた体重390グラム、身長19・5センチのかわいい小型ロボットは、久々にシャープらしい“シャープ”な商品で、発売直後は話題になった。ところが、街ナカで誰かがロボホン片手に通話している姿を見たことが
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まるで戦時体制 自民が提出「家庭教育支援法」本当の狙い
戦争準備は共謀罪だけじゃない――。今月20日に召集される通常国会で、自民党が議員立法で提出する予定の「家庭教育支援法案」。核家族化など家族をめぐる環境変化での公的支援のためというが、とんでもない。狙いは国民を“イエスマン”に仕立て上げ、戦争でも何でもできるような体制づくりだ。安倍政権は天皇退位や共謀
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「やっぱり入らない…」松山英樹のパット不調の原因は?
【ソニー・オープン】10アンダー16位発進からベスト10入りを狙った松山英樹(24)。最終日は2番ボギー、3番ダブルボギーとスタート直後からスコアを崩し、9番でこの日初めてバーディーを奪うも前半はスコアを2つ落としてターン。サンデーバック9は4バーディー(1ボギー)を決めてスコアを伸ばしたが、通算1
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全勝の稀勢の里 白鵬黒星で“早すぎる単独トップ”の不安
この日の一番が今場所の明暗を分けることになりそうだ。初日から全勝の稀勢の里(30)は隠岐の海を逆転の突き落としで破り、8連勝。波乱が起きたのはその直後だ。同じく負けなしの白鵬(31)が、初顔合わせの荒鷲に敗れる波乱。立ち合いから荒鷲の速攻になすすべもなく、モンゴルの後輩に土をつけられたのだ。単独トッ
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広島監督は何年先? 引退の黒田を待つ悠々自適の米国生活
球場がこの日一番の盛り上がりを見せた。15日に宮崎サンマリンスタジアムで行われた「名球会フェスティバル2017」の東西対抗試合。昨季、日米通算200勝を達成し、現役を引退した元広島の黒田博樹氏(41)が登板。最速134キロをマークした右腕は、同僚だった広島の新井貴浩をストレートで遊ゴロに打ち取り、「
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中村俊輔“移籍効果”で期待される 磐田MF松井大輔の再生
元日本代表司令塔のMF中村俊輔(38)が、移籍先の磐田で動員力の高さを見せつけた。初練習日(14日)の700人に続いて15日、磐田の練習場に600人のファンを集めたのだ。この日、中村は笑顔を見せながら練習メニューを順調に消化。練習後には「去年もかかったインフルエンザに気をつけたいです。かかるなら(シ
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沙羅脅かす伊藤有希 強みは“葛西夫妻”からの強力サポート
今季初めて表彰台を逃した。15日、ジャンプ女子W杯札幌大会の最終日(個人第8戦)で4位に終わった高梨沙羅(20)。W杯で表彰台に届かなかったのは11試合ぶりで、札幌大会の2戦で未勝利に終わったのは実に4年ぶり。通算50勝を目前にして足踏みしている。失速する高梨を横目に、上昇気流に乗ってきたのが、この
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WBC影響心配…G小林“第3捕手”選出濃厚に由伸監督の複雑
3月に行われるWBCの侍ジャパンのメンバーに、巨人の小林誠司(27)が追加選出されることが有力となっている。すでに発表されている大野(日本ハム)、嶋(楽天)に続く、「第3捕手」が役割になりそうだ。巨人のチーム関係者がこう言う。「高橋由伸監督は不安でしょう。坂本や菅野は代表でも主力。チームを引っ張るし
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デ杯欠場決めた錦織 日の丸より“ツアー優先”の計算と思惑
「エースであるケイ(錦織)が、遠征を理由にデ杯の地元開催を欠場するなんて考えられない」16日に開幕した全豪オープンテニスの大会前会見でのこと。錦織圭(27=世界ランク5位)が2月3~5日に行われる男子国別対抗戦デビス杯1回戦(対フランス=有明コロシアム)の欠場を表明したことを受け、対戦国であるフラン
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製造、小売、建設が続々と…2016年“過去最悪”の隠れ倒産
企業の廃業件数が過去最悪を更新した。東京商工リサーチによると、2016年(年間)の廃業件数は2万9500~2万9600件に達する見込みだという。これまでは13年の2万9351件が最高だった。16年の倒産件数は前年比4%減の8446件と8年連続で減少。1990年以来の低水準で、リーマン・ショックに見舞
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ハゲタカが日本株を買い漁り 個人投資家も便乗すべきか?
トランプ相場は失速した――。先週11日、トランプ次期大統領が記者会見で経済政策について言及しなかったため、株式市場は勢いを失った。「個人投資家の腰は引けましたが、反対に海外投資家の買い意欲は高まっています。ハゲタカ勢は今まさに日本株を買いまくっているのです」(市場関係者)東証によると、海外勢は1月第
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トップセールスマン捨て噺家に 桂宮治を支えた糟糠の妻
デビュー10年目。今もっとも元気のいい二ツ目のひとりが桂宮治さん(40)。前職は化粧品業界屈指のトップセールスマン。それを捨てて、落語界に転じたのだが……。◇◇◇「やめたほうがいいよ。貧乏だよ。夢とかないよ」「でも、僕、仕事辞めてきました」「うわぁ。辞めちゃったの……?」今から9年前、2008年1月
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81年ぶり名跡復活 右近改め「三代目 市川右團次」の実力
今年も1月は東京だけで4つの劇場で歌舞伎公演があるが、どれかひとつを選べとなると、新橋演舞場だ。市川右近(53)の「三代目市川右團次襲名披露興行」である。「右團次」といわれてもピンとこない人がほとんどだろう。なにしろ二代目が亡くなったのが戦前の1936年。81年ぶりの復活なのだ。幕末に活躍した名優に
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新藤風監督が追いかける 映画に心血注いだ祖父・兼人の姿
初監督作品となった2000年公開の「LOVE/JUICE」でベルリン国際映画祭フォーラム部門新人作品賞など多数の賞を受賞し、一躍注目を浴びた新藤風監督(40)は故新藤兼人監督の孫だ。兼人監督の晩年、足かけ7年は生活をともにしながら映画監督のあるべき姿を学んだ。◇◇◇「僕の人生を終わらせる気ですか!」
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引退から13年 美人レスラー納見佳容さんは女優挑戦に意欲
1990年代、女子プロレス界からはアイドル顔負けの美人レスラーが続々デビューした。本日登場の納見佳容さん(40)もそのひとり。脇澤美穂とのコンビ「ミホカヨ」、高橋奈苗、中西百重を加えた4人組「キッスの世界」で一世を風靡し、写真集やDVDが大いに売れた。さて、今どうしているのか?「2007年に結婚して
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酎ハイを55杯も…神吉宏充七段「将棋と酒は生活の両輪」
七段の実力者で、芸人顔負けの面白トークから“棋界のエンターテイナー”“宣伝部長”と親しまれている神吉宏充さん(57)。酒は強く、宴席でも明るいキャラ全開だ。◇◇◇酒は大好きですわ。師匠の内藤国雄(九段)が酒好きですから、入門して以来、将棋も酒もしっかりと学びました。量こそ50代になって落ち着きました
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横綱白鵬には恩恵 大相撲に小兵力士ブームひさびさ到来
相撲ファンの間では「新ちびっこ旋風」と呼ばれているそうだ。近年、小兵力士の躍進が目覚ましい。先場所は173センチ、114キロの石浦が新入幕。十両では173センチ、128キロの業師・宇良が活躍しており、今場所からは168センチ、116キロの照強も十両に昇進した。幕内の平均体重は161.5キロ、十両でも
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“ピッチの王様”にこだわり 中村俊輔電撃磐田入りの真相
元日本代表のMF中村俊輔(38)が97年に入団以来、慣れ親しんだ横浜Mを離れてジュビロ磐田(静岡)に移籍した。世界中でクラブ運営を手掛けるシティー・フットボール・グループ(CFG)が14年、横浜Mの株式20%強を取得すると編成面などにも口を挟むようになり、不満を覚えた中村は「純粋にボールを追いかけた
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“併殺崩し”禁ずるプロ野球に「魅力半減」と名二塁手が苦言
また大リーグの「コピペ」だ。プロ野球の公式規約に、併殺崩しの危険なスライディングを禁止する項目が追加された。大リーグでは昨季に導入された規定で、それを受けて日本でも採用。本塁での捕手と走者の危険な衝突を防ぐ「コリジョンルール」に続く輸入規則となる。このコリジョンは物議を醸した。公式戦では5月に初めて
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