巨人ナインも困惑 原前監督のハイテンションに飛び交う憶測
GMの事実上の更迭から2日。巨人の原辰徳前監督(58)が15日、ソフトバンク戦のテレビ解説のため、東京ドームを訪れた。巨人の試合前練習中にグラウンドに現れると、高橋由伸監督や村田ヘッドコーチら首脳陣を次々と激励。これを遠巻きに見ていたある選手は、こう漏らした。「原さん、どうしたんだろう。やたらとテン
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高速フォークは諸刃の剣 楽天・則本は暴投数も12球団首位
記録更新はかなわなかった。15日、神宮球場のネット裏には7球団を超すメジャーリーグスカウトが陣取った。目当ては楽天・則本昂大(26)。連続2ケタ奪三振の記録を9試合に伸ばすか注目されたが、この日は7回7安打6失点KO。8奪三振で記録は8試合でストップしたばかりか、暴投という傷までクローズアップされた
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満塁弾のベイ宮崎 成長ぶりはラミレス監督の“注文”以上
打った瞬間、それとわかる打球だった。DeNAの宮崎敏郎(28)のバットが、昨15日のロッテ戦で火を噴いた。「5番・三塁」で出場したこの日、1点ビハインドの五回1死満塁の場面で、逆転となる5号満塁弾を左翼スタンドに放り込んだ。15日現在、打率.339でセの首位打者を走る宮崎だが、DeNAファン以外には
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不調マー君にさらなる重圧 ヤンキース“勝ち頭”左腕離脱へ
ヤンキース・田中将大(28)はエースとしての真価が問われる。今季、チームトップタイの7勝をマークしているサイ・ヤング賞左腕サバシアが左太もも裏を痛めて離脱する可能性があるからだ。サバシアは、先発した13日(日本時間14日)のエンゼルス戦で四回を投げ終えたところで、左足に異常を訴えて降板。地元ニューヨ
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強化トップに皆川賢太郎氏 スキー連盟“異例人事”の裏側
関係者もビックリの一報だった。全日本スキー連盟は14日、都内で理事会を開き、競技本部長が成田収平(53)から、2006年トリノ五輪アルペン男子回転4位の皆川賢太郎常務理事(40)に交代することが承認された。来年2月の平昌五輪まで約8カ月という時に、強化責任者が代わるというのは異例というか、おかしな話
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全米オープンゴルフ 「パブリックコース」開催増の裏事情
全米ゴルフ協会(USGA)の最大の収入源は、テレビ放映権料だ。USGAはフォックス社と12年契約で11億ドル、年間9300万ドル、日本円にすれば年間100億円を超える放映権契約を結んでいる。これには女子オープンや全米アマなど、USGAが主催する13試合の放映権が含まれているのだが、やはり目玉は全米オ
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ヤクルト由規が2勝目 父親の“アクシデント”が一役買う
14日の楽天戦に先発した由規(27)。6四球と制球に苦しみながらも7回1失点で今季2勝目を挙げた。お立ち台での「とにかく仙台人らしく粘っこくいきました」という相手の楽天を意識したコメントには、余裕すら感じられた。ヤクルトは交流戦14試合目にして初のホームでの勝利。由規は試合後、「四球が多かったけど、
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甲子園で一発&全打点 西武・中村に阪神が熱視線のワケ
虎将の腰も浮く。14日の阪神戦で、西武の中村剛也(33)が八面六臂の活躍をした。初回に先制適時打を放つと、三回には14号3ラン。3打数2安打4打点とチームの全打点を叩き出し、甲子園の阪神ファンにため息をつかせた。その一方で、阪神の金本監督は目をギラつかせていたんじゃないか。なにせ、大好物は「右のホー
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GM交代直後の初勝利…巨人・山口の胸中を門倉健氏が代弁
「初回に2奪三振。立ち上がりが良かったのが勝因です。巨人にFA入団した初登板は、めちゃくちゃ緊張します。直球の伸びとフォークの落差で相手を抑えるという、これぞ山口俊という投球。ただし、巨人はいろいろなことがありました。大事なのはこれからです」自身も横浜から巨人へFA移籍した経験がある評論家の門倉健氏
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実力だけじゃない 米ドラフト「2世選手」次々指名の思惑
今年も現役時代に名を馳せた選手の身内がドラフトで多数、指名された。マーリンズはノースカロライナ大学のジョー・デュナン遊撃手(21)を2巡目(全体51位)で指名。ヤンキースの元主砲A・ロドリゲスは叔父にあたり、米大学球界を代表する内野手のひとりだという。ブルージェイズは通算354勝右腕ロジャー・クレメ
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荻村杯本選へあと1勝 卓球張本は「初心に帰って戦う」
卓球の荻村杯ジャパンオープンが14日に開幕(東京体育館)。男子シングルスの張本智和(13)は初戦となる予選2回戦で、ヨン・ペーション(スウェーデン)を4―2で下すと「100点満点で10点」と自己評価は辛かった。先日の世界卓球(ドイツ)では史上最年少で8強入り。世界ランクも39位まで上げた。あと1勝で
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聞こえてくるGM交代の先 巨人次期監督に中畑清氏が急浮上
前日13日に就任した巨人の鹿取義隆GM兼編成本部長(60)が昨14日、ソフトバンクとの試合を前に首脳陣、選手、スタッフを集め、「こういう状況ですが、ファンは応援してくれている。これからしっかりと強いチームをつくっていきましょう」と挨拶した。選手は神妙な顔でうなずいていたそうだが、GM交代という事実上
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ベルギー戦で先制弾 なでしこ新システムは菅沢のチャンス
なでしこジャパンはベルギーとの一戦(日本時間14日午前3時開始)の69分に浦和FW菅沢優衣香のゴールで先制しながらも、その直後に同点弾を許してドローに終わった。唯一のスコアラーである菅沢は、3月のアルガルベカップにも招集されたが、ケガの悪化で1試合も出場することなく、離脱を余儀なくされた。現在、なで
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ラグビーW杯前哨戦で対戦 アイルランドの恐るべき底力
前哨戦で苦戦必至だ。19年ラグビーW杯で日本と同組のアイルランド代表が13日、日本とのテストマッチ2試合(17、24日)を前に会見。チームを代表して取材に応じたリッチー・マーフィー・コーチ(キッキング、スキルズ担当)は日本の印象について「(10日のルーマニア戦は)非常に素早く、キックも素晴らしかった
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阪神株主「フロント大改革」要求に野元球団社長が提言
「今年優勝できなければ、フロントの大改革をお願いします」13日に行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会。傘下の阪神は13日現在、貯金11の2位につけているが、株主からはフロントに対して厳しい注文がついた。「阪神(のフロント)は従来のメンバーでおおむね構成されている。阪急さんがあまり意見を言われて
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イラク戦ドローで露呈 ハリル日本vs豪州戦に“3つの不安”
ハリルホジッチ日本代表は、酷暑のイランから「勝ち点1」を持ち帰るにとどまった。テヘランで行われた18年ロシアW杯アジア最終予選イラク戦が、1―1の引き分けに終わったからである。日本は前半8分に右CK。FW大迫勇也が、バックヘッド気味のワザありシュートを決めた。しかし、ここからイラクのペースで試合が進
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ようやく今季初勝利 ロッテ石川歩を悩ます“豆腐メンタル”
侍メンバー“最後の砦”が勝った。13日のDeNA戦に先発したロッテの石川歩(29)。七回まで114球を投じて被安打7、1失点で今季初勝利を挙げた。ここまで6試合に先発して0勝6敗、防御率6.12。お立ち台でマイクを向けられた石川は、これまでの内容を振り返り、「今までクソみたいなピッチングばかりで、本
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昨季は日本S欠場 日ハム守護神マーティンの“唯一の欠点”
「あれでメンタルが強ければ鬼に金棒なんだけど……」チーム内でもそんな声が上がっているのが、日本ハムのセットアッパー、マーティン(31)だ。13日は同点の八回に登板するも、3安打を打たれて2点を献上。これが決勝点となり、今季初黒星を喫した。最大の武器は2メートル超の長身から放たれる、MAX158キロの
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巨人・鹿取GM 長嶋氏にも盾突いた“いごっそう”エピソード
13日、巨人のGM兼編成本部長への就任が発表された鹿取義隆GM特別補佐(60)は会見で、「急にこういう話がきて驚いている。巨人のOBとして真摯に受け止め、しっかりとやっていきたい」と話した。辞任した堤辰佳GM(51)は読売新聞グループ本社社長室次長へ“異動”。志半ばで球団を去ることになったが、チーム
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ご意向文書 政府主張の“追加調査”は“再調査”と違うのか?
安倍首相が「腹心の友」に便宜を図ったとされる「加計学園疑惑」で、「総理のご意向」と記載された記録文書について、「怪文書みたいな文書」(菅官房長官)と存在を認めてこなかった政府が、“再調査”に乗り出したそうだ。もっとも政府は、これを“再調査”とは表現していない。松野博一文科相(写真)は「“追加調査”の
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創業家タカタ会長また再任で…社員から上がる不安の声
「いやはや、もう言葉もない」そんなタメ息交じりの怒りの声が、自動車業界で渦巻いている。エアバッグ問題が業績を直撃したタカタが今月27日に開く株主総会で、高田重久会長兼社長の再任を議案として提案と、ロイターが12日に報じた件だ。今さら説明不要だろうが、エアバッグ問題をめぐるリコール費用は1兆円を超える
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代表復帰に一歩前進も バド桃田賢斗を悩ます“50cmの壁”
違法賭博行為による無期限の出場停止処分から復帰したバドミントン男子シングルスの桃田賢斗(22)が、日本代表入りに一歩前進である。9日に発表された最新の日本ランキングで桃田は11位から6位に浮上。1年1カ月ぶりの復帰戦となった5月の日本ランキングサーキット大会を制して日本ランク8位以内に入ったため、日
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ダル7回1失点で6勝目 アストロズの徹底分析を乗り越えた
レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)が12日(日本時間13日)のアストロズ戦に登板。ア・リーグ西地区首位を独走する好調なライバル打線を相手に7回を1安打1失点、4奪三振、3四球で6勝目(4敗)をマークした。この日のダルは得点圏に走者を背負った五回に1点を失ったが、危なげない投球で最少失点で切り抜けた
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両リーグ最速20S 楽天・松井裕は断酒で意識改革に成功
楽天の松井裕樹(21)が11日の広島戦で両リーグ最速の20セーブ目を挙げた。球団初の3年連続20セーブ投手となった松井裕は、単にセーブを挙げるだけでなく、点も取られていない。ここまで27試合に登板して自責はわずか1、防御率0.32という驚異的な数字を残している。このまま順調にいけば、シーズン52セー
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故障者続出も戦力維持 ソフトBの「補強」は巨人と何が違うのか
先発3本柱に加えて、4番と主砲、頼れるベテラン捕手に、さらにはセットアッパーまで離脱とあれば、並のチームなら戦う以前の問題。しかし、それでも他球団と対等以上に戦っているのがソフトバンクだ。12日、主砲のデスパイネが右太もも裏の肉離れで登録抹消。頚椎捻挫の内川に代わって4番を務めていただけに、まさかの
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若手伸び悩む金本阪神 “和田チルドレン”存在感のジレンマ
貯金10で首位広島に2ゲーム差の2位につける阪神。しかし9日からのソフトバンク戦では糸井が左太もも裏を故障、高山、福留、原口の中軸が32打数1安打と打てずに1勝2敗と負け越した。「糸井の故障は痛いが、3番高山、5番原口がもっと打っていればもう少し違った結果になっていた。北條も含め、昨年から積極起用さ
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「GM交代よりコーチ配転を」 巨人“最大の病巣”をOB指摘
粛清人事の第1弾ということなのだろう。12日、「巨人激震人事!! GM交代へ」と報じた日刊スポーツによれば、球団ワーストの13連敗を記録したチーム低迷の責任を問う声が読売新聞グループ本社の間で大きくなり、編成トップの堤辰佳GM(51)が退任する可能性が高まったという。同紙は「異例のシーズン途中」と書
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富士フイルム“泥沼内紛”も 不正背景にゼロックスとの対立
富士フイルムHDの不正会計問題の根は深い――。市場関係者が囁いている。「不正会計の背景に富士ゼロックスと富士フイルムの確執があったのでしょう。構図は、東芝の業績を悪化させた原子力事業と半導体事業の主導権争いに似ています」(株式評論家の倉多慎之助氏)富士フイルムは12日、海外子会社の不適切会計による損
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加計ありき新証拠 安倍政権はお友達に公然と“えこひいき”
「加計学園」の獣医学部新設問題で、内閣府のあからさまな“加計ありき”の証拠がまたまた発覚した。開示請求を受け、現地の今治市が公開した文書7840枚から見つかったのは、昨年10月28日に内閣府を訪問後に市職員2人が作成した「獣医学部新設に係る内閣府協議報告書」だ。11月9日に国家戦略特区諮問会議が「新
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今や週1ペース…ジム通いが物語る安倍首相の“容態悪化説”
「安倍首相はもう持たないんじゃないか」――。政界の中心で衝撃が走っている。加計学園疑惑で防戦続きの政権運営だけではない。安倍自身の体調が著しく悪化し、身体的に「持たない」というのだ。安倍首相は「潰瘍性大腸炎」という難病を抱える身。そのため、官邸サイドは今国会の幕引きを急ぎ、さまざまな「悪巧み」を練っ
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アストロズ青木宣親 一気マルチで日米通算2000安打達成
ベテラン外野手が節目の数字に到達した。アストロズ・青木宣親(35)が11日(日本時間12日)のエンゼルス戦で「9番・左翼」でスタメン出場し、「日米通算」2000安打を達成した。残り「2本」として臨んだ青木。四回の第2打席で相手の先発右腕チャベスから中越えの適時二塁打を放ってあと1本に迫ると、六回には
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100m追い風参考9秒94 多田修平は“桐生超え”にも現実味
これでまだ成長途中というのだから、末恐ろしい。10日の日本学生陸上競技個人選手権男子100メートル準決勝で、追い風参考記録(4.5メートル)ながら9秒94をマークした多田修平(20)。本人は「間違いかな?」と首をひねったものの、日本人3人目、国内では初の追い風参考の9秒台。今後の記録に期待がかかる。
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