交流戦ソフトバンク3連覇 セ・パ“実力差”なぜ埋まらない
「セ主催試合では投手が打席に立つので、本来交流戦はセ有利、パ不利のはずなんですが……」こう話すのは、評論家の山崎裕之氏だ。18日、ソフトバンクが広島を下し、交流戦3連覇を達成した。これにショックなのが、セ・リーグだろう。現在のソフトバンクは昨季2ケタ勝利をマークした先発3本柱に加え、内川、デスパイネ
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ベストスコアで肉薄2位 松山英樹が発揮したメンタルの強さ
「ビッグスコアを出せれば、あきらめる位置ではない」スタート前に松山英樹(25)がにらんだ通りの展開になった。最終日は6アンダー14位タイ発進と、トップに立つB・ハーマン(30)とは6打差もあった。それでも“勝機がある”と強気発言が出たのは、メジャー大会は独特の重苦しい雰囲気が漂い、トップを走るプロに
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タカタ法的整理で自動車メーカーとの“10年戦争”に決着か
長かった戦いにようやくケリがつこうとしている。欠陥エアバッグ問題で経営難に陥ったタカタは、今週中にも法的整理(民事再生法の申請)に踏み切ると伝わる。「ようやく……という印象です。最初にホンダがタカタ製エアバッグをリコールしたのは約10年前の2008年。実はこの間、自動車メーカーとタカタ創業家はバトル
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“舌禍騒動”で話題に…元近鉄投手・加藤哲郎さんの大転身
何げない一言が歴史を変えることがある。プロ野球なら、さしずめ1989年の日本シリーズで飛び出した「巨人はロッテより弱い」だろう。近鉄(現オリックス)の右腕、加藤哲郎さんが開幕3連勝目の勝ち投手となり、試合後インタビューで言い放ったとして有名だ。その後、巨人は4連勝して逆転優勝。加藤さんは敗戦の“A級
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伊藤かずえが“姉貴”と慕う いとうまい子の意外な頼もしさ
今もドラマで活躍中の伊藤かずえさん(50)にとって無二の親友といっていい存在が、女優のいとうまい子さん(52)。始まりは10代に共演したことだった。◇◇◇まい子は私が16歳の時から、これまでずっと姉貴的存在です。見かけによらず男勝りで、サバサバした性格。思ったことは全部口にしちゃう典型的なB型です。
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酒豪番付では“東小結” 志垣太郎が語る勝新太郎との思い出
今から40年以上前、週刊誌が「酒豪番付」を作成していた時代。横綱は酒豪としても鳴らした大スターの勝新太郎や石原裕次郎がバリバリだった頃に、東小結に番付されたのがまだ20代そこそこの志垣太郎さん(65)。その酒豪伝説を。◇◇◇当時はいったん飲み出したら1日3本。ビールじゃないよ。ジン、ウオツカ、日本酒
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飛ばし屋ケプカが首位タイ 初日首位のファウラー突然乱調
【全米オープン 2日目】メジャーはここ6大会連続で初優勝が続いている。そして昨年初来日して、ダンロップフェニックスで優勝したブルックス・ケプカ(27)も米ツアー1勝だがメジャーは未勝利だ。インから4位発進の2日目は、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位タイに並び、メジャータイトル
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ビッグネーム次々予選落ち 全米OP今年は大荒れの大会に
【全米オープン 2日目】全米オープンはメジャー4大会の中でも、もっとも設定がタフなことで知られる。優勝スコアは例年ならイーブンパー前後になり、ボギーをたたかないガマン大会というのが普通だ。だから優勝候補には、実績と経験豊富なビッグネームの名前が挙げられる。ところが今年はスコアが大きく伸びる展開になり
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全米OP初出場の小平智 2アンダー24位タイで見事決勝進出
【全米オープン 2日目】日本で行われた最終予選から全米オープン初出場をきめた小平智(27)が決勝進出を決めた。1オーバー61位タイ発進の2日目は現地時間朝7時7分に1番からスタート。出だし1番、2番の連続バーディーで勢いに乗ると、4番でもスコアを伸ばして前半を2アンダーでターン。折り返して10番で3
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松山英樹は怒濤の7バーディーで8位タイ 全米OP優勝圏内に
【全米オープン 2日目】初日は大会史上最多の44人がアンダーパーと好スコアが続出した。松山英樹は82位と大きく出遅れ予選落ちの危機もあったが、この日は別人と化した。1番(パー5)は第2打を3Wでグリーン右手前5メートルへ運ぶ。イーグルチャンスを外からパターで狙い、返しの40センチを入れたのがバーディ
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欧州遠征で“2つの顔” MF中島依美になでしこの今後を見た
オランダ、ベルギーと戦った欧州遠征を1勝1分けで終えたなでしこジャパン。高倉麻子監督が目指すのは「ポジションのないサッカー」だ。今回は特に攻撃力向上に取り組み、システムもベルギー戦では初めての3バックに挑戦した。FW横山久美(AC長野)、FW菅沢優依香(浦和)らのゴールもあったが、日本が主導権を握る
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鹿取GMの初仕事か “打てる外野手”ソフトB長谷川を巨人が狙う
電撃交代劇により13日に就任した巨人の鹿取義隆新GM(60)の“初仕事”に注目が集まっている。15日には「まだ現状把握(の段階)」と話していたが、今後のチーム編成がどうなるのか、コーチの配置転換などのテコ入れがあるのか、選手も首脳陣も興味津々だ。球界関係者がこう言う。「前GMは春先から外国人のクルー
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楽天高卒ルーキー藤平 初登板で見せた「マー君2世」の片鱗
高卒新人最速デビューは黒星スタートとなった。16日、楽天の藤平尚真(18=横浜高)がプロ初登板。5回5安打2失点で降板し、初勝利はお預けとなった。四回に前の打席で2ランを打たれた原口文仁(25)に対して死球を当てると、連続四死球などでピンチを招く場面も。高卒1年目に23試合に登板し、4勝4敗1セーブ
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女子レス58kg級V「ポスト伊調」坂上嘉津季が抱える課題
「世界で一番、強いチーム(至学館大学)で練習しているので自信はあります」――。世界選手権(8月=パリ)の選考会を兼ねたレスリングの全日本選抜選手権(東京・代々木第2体育館)が16日に開幕。女子58キロ級を制して、代表内定を勝ち取った坂上嘉津季(24=ALSOK)が自信たっぷりに話した。五輪4連覇中の
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8試合連続安打のハム大田 「来季4番」へ才能開花の兆し
「今は1番を打たせてもらって、チームが勢いを持って攻められるように心がけています」こう語るのは、日本ハムの大田泰示(27)だ。1番・左翼でスタメン出場した16日のヤクルト戦で、五回に二塁打。8試合連続安打と好調を維持している。昨オフ、巨人からトレードで移籍するや、これまでの体たらくが嘘のように打撃開
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加計ありきの“首謀者” 萩生田氏捜査に検察は乗り出すのか
安倍首相の「腹心の友」に安倍官邸が便宜を図ったとされる加計学園疑惑。ここへきて、萩生田光一官房副長官が“加計ありき”の首謀者だった可能性が高まってきている。昨年11月に内閣府が文科省に送ったメールによると、獣医学部新設を希望していた京産大を排除するために「広域的に」などの修正を加えたのは萩生田副長官
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角界一の美声でカラオケ得意も 勢の相撲甚句はまるで演歌
今風のイケメンではないが、いかにもきっぷのいい大将然とした風貌。まわしより調理白衣が似合いそうなのは、実家が寿司屋をやっているからか。相撲は四股名通り、好調時は手がつけられない。半面、そうでない時はサッパリと両極端。ある親方は「原因のひとつはケガです」とこう続ける。「休場とは無縁の力士だが、右肘に古
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ひき逃げOKで虐待NG…大リーグ“問題児”への許容範囲は?
3日間にわたって行われた大リーグのドラフト会議が14日(日本時間15日)に終了し、30球団合わせて1215選手が指名された。今年はレイズが1巡目に指名したルイビル大の二刀流ブレンダン・マッケイ一塁手(21)らの動向が注目された中、逸材と評判の大学生左腕は指名を見送られた。オレゴン州立大学のルーク・ハ
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荻村杯初戦敗退 石川・浜本組は“急造ペア”で終始チグハグ
急造ペアがコンビネーション不足を露呈した。15日の卓球「ジャパンオープン荻村杯」女子ダブルス1回戦で石川佳純(24)、浜本由惟(18)組が、サマラ、セーチ組(ルーマニア)に0―3のストレートで初戦敗退した。今大会、初めてペアを組んだ2人は終始、息が合わず、相手に隙を突かれて1セットも取れずに終わった
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ミケルソンはやはり欠場 生涯GSの名誉より家族愛を優先
やはり、その姿は会場になかった。史上6人目の「生涯グランドスラム」を目指すミケルソン(写真=AP)にとって、全米オープンのタイトルは「喉から手」。しかし、この日はカリフォルニア州サンディエゴの高校に通う娘アマンダさんの卒業式。しかも、アマンダさんは学校の生徒会長で、卒業スピーチを行うことになっている
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松山と同組ファウラー首位 メジャー初Vへ最高のスタート
【全米オープン初日】最高のスタートを切ったのが、10番スタートで松山と同組のR・ファウラー(28)。ボギーなしの7バーディーで単独首位に立った。第1打も安定していたが、グリーンを狙うアイアンショットが切れてパットも良かった。11番、12番は4メートル以内につけてバーディー。14番もピン左3メートルの
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全米OP松山英樹は出遅れ 同伴者の攻撃ゴルフでリズム狂う
【全米オープン初日】「ショートパット、ミドルパットが入らなかった。ショットもチャンスにつけられなかった。(修正点が)多すぎる」5年連続出場の松山英樹(25)が2オーバー82位タイと大きく出遅れた。現地時間15日の朝7時51分にインから発進。全米オープン特有のタフな設定にも13番まではパーセーブを続け
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全日本スキー連盟 突然の強化トップ交代劇に“長野閥”の影
「なぜだ!?」という声は当然だろう。全日本スキー連盟(SAJ)は14日、都内で理事会を開き、強化責任者の成田収平競技本部長(53)が辞任。06年トリノ五輪アルペン男子回転4位の皆川賢太郎常務理事(40)に交代することが承認された。このニュースは瞬く間にスキー関係者の間に広がり、多くの者は首をかしげた
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巨人ナインも困惑 原前監督のハイテンションに飛び交う憶測
GMの事実上の更迭から2日。巨人の原辰徳前監督(58)が15日、ソフトバンク戦のテレビ解説のため、東京ドームを訪れた。巨人の試合前練習中にグラウンドに現れると、高橋由伸監督や村田ヘッドコーチら首脳陣を次々と激励。これを遠巻きに見ていたある選手は、こう漏らした。「原さん、どうしたんだろう。やたらとテン
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高速フォークは諸刃の剣 楽天・則本は暴投数も12球団首位
記録更新はかなわなかった。15日、神宮球場のネット裏には7球団を超すメジャーリーグスカウトが陣取った。目当ては楽天・則本昂大(26)。連続2ケタ奪三振の記録を9試合に伸ばすか注目されたが、この日は7回7安打6失点KO。8奪三振で記録は8試合でストップしたばかりか、暴投という傷までクローズアップされた
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満塁弾のベイ宮崎 成長ぶりはラミレス監督の“注文”以上
打った瞬間、それとわかる打球だった。DeNAの宮崎敏郎(28)のバットが、昨15日のロッテ戦で火を噴いた。「5番・三塁」で出場したこの日、1点ビハインドの五回1死満塁の場面で、逆転となる5号満塁弾を左翼スタンドに放り込んだ。15日現在、打率.339でセの首位打者を走る宮崎だが、DeNAファン以外には
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不調マー君にさらなる重圧 ヤンキース“勝ち頭”左腕離脱へ
ヤンキース・田中将大(28)はエースとしての真価が問われる。今季、チームトップタイの7勝をマークしているサイ・ヤング賞左腕サバシアが左太もも裏を痛めて離脱する可能性があるからだ。サバシアは、先発した13日(日本時間14日)のエンゼルス戦で四回を投げ終えたところで、左足に異常を訴えて降板。地元ニューヨ
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強化トップに皆川賢太郎氏 スキー連盟“異例人事”の裏側
関係者もビックリの一報だった。全日本スキー連盟は14日、都内で理事会を開き、競技本部長が成田収平(53)から、2006年トリノ五輪アルペン男子回転4位の皆川賢太郎常務理事(40)に交代することが承認された。来年2月の平昌五輪まで約8カ月という時に、強化責任者が代わるというのは異例というか、おかしな話
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全米オープンゴルフ 「パブリックコース」開催増の裏事情
全米ゴルフ協会(USGA)の最大の収入源は、テレビ放映権料だ。USGAはフォックス社と12年契約で11億ドル、年間9300万ドル、日本円にすれば年間100億円を超える放映権契約を結んでいる。これには女子オープンや全米アマなど、USGAが主催する13試合の放映権が含まれているのだが、やはり目玉は全米オ
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ヤクルト由規が2勝目 父親の“アクシデント”が一役買う
14日の楽天戦に先発した由規(27)。6四球と制球に苦しみながらも7回1失点で今季2勝目を挙げた。お立ち台での「とにかく仙台人らしく粘っこくいきました」という相手の楽天を意識したコメントには、余裕すら感じられた。ヤクルトは交流戦14試合目にして初のホームでの勝利。由規は試合後、「四球が多かったけど、
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甲子園で一発&全打点 西武・中村に阪神が熱視線のワケ
虎将の腰も浮く。14日の阪神戦で、西武の中村剛也(33)が八面六臂の活躍をした。初回に先制適時打を放つと、三回には14号3ラン。3打数2安打4打点とチームの全打点を叩き出し、甲子園の阪神ファンにため息をつかせた。その一方で、阪神の金本監督は目をギラつかせていたんじゃないか。なにせ、大好物は「右のホー
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GM交代直後の初勝利…巨人・山口の胸中を門倉健氏が代弁
「初回に2奪三振。立ち上がりが良かったのが勝因です。巨人にFA入団した初登板は、めちゃくちゃ緊張します。直球の伸びとフォークの落差で相手を抑えるという、これぞ山口俊という投球。ただし、巨人はいろいろなことがありました。大事なのはこれからです」自身も横浜から巨人へFA移籍した経験がある評論家の門倉健氏
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