最高齢で幕内返り咲き 安美錦“満身創痍”でも息長い理由
「不死鳥のごとく蘇った」と言ったら言い過ぎか。30日の11月新番付発表で、安美錦(39)が8場所ぶりに幕内に返り咲いた。39歳での幕内復帰は、38歳6カ月の土佐ノ海(現立川親方)を抜き、昭和以降最年長の記録だ。伊勢ケ浜部屋で行われた記者会見では、「会見といえば、もう引退会見しかないと思っていた」と言
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平野美宇を丸裸に 中国勢の執念と五輪代表へのサバイバル
メダルをかけた戦いは惨敗だった。卓球女子ワールドカップ(W杯)ディフェンディングチャンピオンの平野美宇(17)は準決勝で中国の劉詩●(●は雨カンムリに文の旧字体・26=中国)に0―4で敗れ、3位決定戦でも昨年の決勝で勝った鄭怡静(25)に2―4で負けて4位だった。昨年は初出場で日本選手初、史上最年少
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先発に中継ぎにフル回転 DeNA今永は「カーショーが理想」
連敗スタートのDeNA。19年ぶりの日本シリーズは、ほとんどの選手にとって初体験。初戦に先発した井納が悔しさを隠し切れず、利き手でマウンドを叩いたことを振り返り、「とっさにやってしまった。あそこまで感情が表に出てしまったのは初めて。(日本シリーズは)普段と違うと感じた」とこぼしたように、常勝球団には
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痛み止め飲みプレー ソフトBの日本S連勝は柳田悠岐が牽引
地元福岡で2連勝し、敵地横浜に乗り込んだソフトバンク。30日の練習は余裕の表れなのか、終始、和気あいあいムードだった。寒風吹きすさぶ中、守護神のサファテがノースリーブで周囲を驚かせれば、対抗したのか川島も半袖姿で登場。さらに達川バッテリーコーチはマスクと防具をつけ、やや腰を気にしながらバッティングキ
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監督退任で揺れる田中将 FA権行使なら来季年俸の増減は?
来季、メジャー5年目を迎える田中将大(28)のボスが代わる。2008年から10年間、ヤンキースの指揮を執ったジョー・ジラルディ監督が退任。多くのニューヨークメディアがこぞって次期監督候補を予想する中、日本のファンにもなじみ深い3人の監督経験者が本命視されている。日本ハム、ロイヤルズを指揮したトレイ・
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初の沢村賞に歓喜も…巨人菅野のメジャー挑戦は5年後に遠のく
「沢村賞」の選考委員会が30日、都内で開かれ、巨人・菅野智之(28)が自身初の受賞。巨人からの選出は2002年の上原浩治以来15年ぶりだ。5年目の今季は25試合に登板し、17勝5敗、171奪三振、6完投、防御率1.59、投球回は187回3分の1で、勝率.773をマークした。16勝6敗、防御率1.97
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報酬は8年で2億円 「商工中金」天下り役人たちのデタラメ
国の「危機対応融資」を悪用し、不正融資を繰り返してきた商工中金。問題の本質は、モリ・カケと同じ。不正に手を染めるウラで、安倍政権の黒幕ともいわれる経産省の幹部が天下りし、ベラボーな報酬や退職金を受け取っていた。安倍官邸の“仲間”が甘い汁を吸ってきたのが実態だ。商工中金は典型的なエリート官僚の天下り機
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放映権料にスポンサー激怒 日本女子ツアー来季開催ピンチ
男女ツアーは台風22号の影響で、先週に引き続き最終日が中止。男子のマイナビABC選手権は小鯛竜也(27)、女子の三菱電機レディスは永井花奈(20)がそれぞれツアー初優勝を果たした。「女子ツアーは先週、今週の日曜日だけでなく、来年も例年通りに開催できるか不透明です」と関係者が言う。実は放映権料を巡って
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今季ベルギーで躍動 ベフェレン森岡亮太に代表への思い聞く
「モリオカはなぜ日本代表に入っていないのか」。ベルギーで取材中、この疑問を何度も投げかけられた。ベフェレンMF森岡亮太(26)が残しているインパクトは、それほど絶大だ。今季ポーランドからベルギーへ移籍し、ここまで12戦で6得点8アシスト。得点数は欧州日本人選手の中でトップである。「リーグのレベルにも
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DeNA日本シリーズ連敗で聞こえてくるNPBの“不安と安堵”
本塁でのビデオ判定が明暗を分けた。29日の日本シリーズ第2戦。DeNAの3―1で迎えた、七回のソフトバンクの攻撃だった。柳田の適時打で1点を返し、2死満塁と好機を広げた場面。ここで5番・中村の鋭い打球が一、二塁間を割った。三塁走者の柳田が生還して同点。二塁走者の今宮も本塁を突いたが、クロスプレーの判
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左の中継ぎ欲しい巨人 日ハム宮西FA行使なら阪神と争奪戦必至
日本ハムのFA勢に注目が集まっている。国内FA権を取得している増井浩俊(33)が30日、球団と2度目の残留交渉を行う。本人は「次の交渉で決める」と話しており、権利を行使した時に備え、巨人は手を挙げる準備を進めている。ただ、巨人のチーム内で需要が高まっているのは、海外FA権を持つ宮西尚生(32)だとい
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ソフトB連勝 “悩めるタマネギくん”中村晃が殊勲の逆転打
「まだヒットを一本も打ってなかったんで、そろそろ出るかなと。ファンの大声援もあったので、絶対に打てると思った」その丸顔からチーム内で「タマネギ」と呼ばれている中村晃外野手(27)が、お立ち台で喜びを口にした。1点ビハインドの七回、2死満塁の場面で右翼前に痛烈な逆転2点適時打を放った。今シリーズ初ヒッ
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PS初失点も…マエケン中継ぎ転向なら来季出来高はどうなる?
先発から配置転換され、リリーフとしてフル回転しているドジャースの前田健太(29)。ポストシーズンは7試合計9イニングに登板して無失点だったが、8試合目のワールドシリーズ第5戦で初失点となる痛恨の同点3ランを浴びてしまった。ただ、先発だけでなく、リリーフの適性も存分に発揮しているのは事実。そこで気にな
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立憲・枝野代表が野党質問短縮に反対「妥協の余地ない」
立憲民主党の枝野幸男代表は30日午前、自民党が国会での与党の質問時間を延ばし、野党の質問時間短縮を検討していることについて「一切、妥協する余地はない」と述べ、反対する姿勢を強調した。党本部での会合で語った。枝野代表は、政府提出の法案や予算案が与党の事前審査を経ていることを指摘。自民党若手による与党の
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スバルも無資格検査 日本の製造業が上昇相場を台無しにする
頼むから水を差すのはやめてくれ――。株式市場から不満の声が上がっている。「SUBARU(スバル)ですよ。10月相場は好調が続き、日経平均は先週末(27日)に21年3カ月ぶりとなる2万2000円の大台に乗せた。年末に向かって上昇機運が高まっているのに、スバルの無資格検査で失速を心配する声が出始めていま
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希望失速で思惑外れ 安倍官邸が希望・維新“統一会派”画策
「立憲より希望が第1党の方がよかったのに」。先の衆院選後に、安倍首相はそう漏らしたそうだ。安倍首相にとってのベストシナリオは、改憲勢力の希望の党が野党第1党になること。改憲発議に向け、「あうんの呼吸」で国会運営を自由に進められるとの思惑が、希望の失速で大きく外れた。それでも諦めきれない安倍官邸は、希
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森友への過剰値引き 衆院選前に近畿財務局が情報開示を妨害
安倍政権はやっぱり、選挙前に“疑惑隠し”を画策していた。選挙が終わった途端、森友学園への国有地払い下げの値引き額が最大6億円も過大だったとする会計検査院の試算結果が明らかになった。今年3月から始まった調査の内容が、衆院選後のタイミングで出てくるとは、いかにも不自然。隠蔽のにおいが漂うが、実はある専門
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人気絶頂で引退 芸人まいけるの意外な過去と復帰後の苦労
「マイケル♪」のフレーズをオチに差し込むトークネタがお茶の間に受け、バラエティーや子供向け番組で活躍したマイケル改め、まいけるさん(45)。ネタがすべってもへこたれない明るい芸風で親しまれたが、2006年に母親の看病を理由に活動を休止。テレビであまり姿を見かけなくなった。今、どうしているのか。■結婚
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ライブ赤字で公園集合 アキラ100%が振り返る若手芸人の飲み方
お盆で股間を隠すきわどいネタでブレーク中のアキラ100%さん(43)。忘れられない酒の席は大学時代のハチャメチャな飲み会と「R―1ぐらんぷり」で優勝した夜、仲間と飲んだ酒だ。◇◇◇初めて飲んだのは大学生の時。サークルで飲む機会があった。お酒はあまり得意じゃなくて、ビールが苦くてダメで、ウイスキーも無
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迷える前年覇者 松山英樹に教えたい“7つのライン”の攻略
【WGC-HSBCチャンピオンズ】前年覇者、松山英樹(25)の調子が一向に上がらない。2日目の27日もショートパットを何度も外して3パットが3回。2日続きの74で通算4オーバー、66位タイと低迷したままだ。今大会は78選手が出場して、予選落ちがなく4日間を戦う。好材料がなく、「どこを目指したらいいの
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シニアGPデビュー本田真凜 “ぶっつけ本番”で10位出遅れ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(レジャイナ)が26日(日本時間27日)に開幕。GPシリーズデビューとなった本田真凜(16)は女子ショートプログラム(SP)で52.60点の10位。初日は出遅れた。今大会は高得点を狙って、昨年の世界ジュニア選手権から演技構成を変更。冒
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清宮には逆効果? 日ハムが検討する箱詰め“大谷待遇”の是非
早実・清宮幸太郎(18)の交渉権を獲得した日本ハム・栗山監督(56)が27日、スカウトと指名挨拶に訪れた。手土産に、清宮の大好物である柿を高島屋で購入して持参。清宮本人のメディア対応はなかったものの、大勢の報道陣が集結した。入団後はさらなる清宮フィーバーが予想される。関西大学・宮本名誉教授の試算によ
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外れ外れ1位 巨人は即戦力右腕の中大・鍬原に“ポスト沢村”期待
巨人が外れ外れ1位で指名した中大の即戦力右腕・鍬原拓也(21)は最速152キロ。スカウトや関係者の間では、大学の先輩でもある「巨人の沢村タイプ」との声がある。元中大監督で巨人OBの高橋善正氏(評論家)は「沢村より球威はないが、制球力は鍬原の方が上。気持ちが強そうなタイプ」と指摘する。高橋由伸監督もド
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「他球団ならクビ」 ヤ軍は監督退任よりもGM解任が先決だ
田中将大(28)のボスがクビになった。ヤンキースは26日(日本時間27日)、今季が4年契約の最終年だったジョー・ジラルディ監督(53)の退任を発表。表向きは契約満了だが、要するに解任である。ジラルディ監督は08年からチームを率い、世界一1回、地区優勝3回。球団で歴代6位となる通算910勝(710敗)
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Jアラートで試合中断…トランプ来日が日本シリーズに水を差す
そもそも、マトモに試合ができるのか。28日から開催される日本シリーズ。27日の監督会議では、予告先発を導入したいソフトバンクの工藤監督に対し、DeNAのラミレス監督はこれを拒否。ちょっとした「前哨戦」が行われるも、工藤監督の希望は通らず、予告先発は採用されなかった。そんな中、プロ野球の興行とは思えな
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トランプ接待ゴルフに強引招集 松山英樹にギャラは払われるか?
本人もラウンドすることになった経緯について、「僕も知りたい」と困惑気味だ。トランプ米大統領の初来日に合わせ、安倍首相の“接待ゴルフ”に駆り出される松山英樹。同伴はトランプのリクエストにより日本政府から要請された。安倍首相は日本に到着したトランプを横田基地で迎え入れると、すぐさま東京五輪の会場でもある
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公明9小選挙区 「多すぎる無効票」は創価学会員の無言の抵抗か
10・22総選挙で公示前の34議席から5議席減らし、比例代表では、2000年以降の衆参両院選を通じてはじめて700万票を割った公明党。公明候補が出馬した小選挙区の無効投票率が、全国平均と比べ突出して高いことが分かった。総務省が発表した全国の無効投票率は2.68%。公明が候補を立てた9選挙区の平均は7
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希望ナンバー2に抜擢 大島幹事長が漏らした“危ない本音”
27日、大惨敗を喫した「希望の党」が両院議員総会を衆院議員会館で開き、改めて党のグダグダぶりを露呈した。午後4時開始のはずが、事務局が突然「国会議員団で人事案を協議する」と言い出し報道陣をシャットアウト。希望は2日前の両院議員懇談会でも約3時間にわたりマスコミを締め出した。小池代表が掲げる「密室政治
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口実は台風被害 加計獣医学部“認可先送り”のあくどい魂胆
不可解な延期だ。10月末に、文科省の大学設置審によって認可の可否が答申される予定だった加計学園の獣医学部新設問題。27日、林芳正文科相は突然、答申が11月前半に延期されるとの見通しを示した。とうに「認可」は決まっているのに、口実をデッチ上げ、わざとモタモタしているだけ。その狙いも、まあ薄汚い。閣議後
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出遅れ松山英樹 パット不調は全米プロ敗戦のトラウマか?
【WGC―HSBCチャンピオンズ】前年覇者の松山英樹(25)が2オーバー67位タイと出遅れた。昨年大会は初日66で回り3位発進。2日目に13アンダーまでスコアを伸ばしてトップに立つと、4日間とも60台で逃げ切り、2位に7打差をつける通算23アンダーの圧勝だった。ところが今年はショット、パットとも精彩
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シニアGPデビュー本田真凜 「自分に期待して頑張りたい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダが27日(日本時間28日)に開幕する。この日は公式練習が行われ、GPシリーズデビューとなる本田真凜(16)ら日本勢が調整。大会会場であるブラント・センターの氷の感触を確かめた。本田は今季の実戦で初めて使用するピアノ曲「ザ・ギビング」
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予選通過も危うく…石川遼には“信頼できるコーチ”が必要
【マイナビABCチャンピオンシップ】「米ツアーではダメだったけど、国内に戻ってくれば……」そう願っているファンは今回も裏切られるかもしれない。2013年から本格参戦していた米ツアーのシード権を失い、国内ツアー復帰3戦目は5年ぶりのホスト大会。だが、初日は1オーバー、63位と出遅れた。「このゴルフの状
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