2場所連続休場…稀勢の里が陥った終わりなき“負の連鎖”
強行出場はファンを失望させただけだった。14日に休場を発表した横綱稀勢の里(31)。前日13日に勢に負け、土俵下に転落した時に左足首を負傷した。病院では「左足関節靱帯損傷で約3週間の安静加療を要する」と診断された。先場所も今場所も痛めていた左腕の状態が不安視されながらも、見切り発車の結果が2場所連続
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球宴の人気低迷どう思う 前選手会長の広島・新井に聞いた
シーズン同様、実力差がハッキリした。14日、「マイナビオールスターゲーム2017」の第1戦が行われ、先頭打者アーチを放った西武の秋山翔吾をはじめ、日本ハムの中田翔、西川遥輝と3本のホームランでパが快勝。MVPは勝ち越し中前打を放ったソフトバンクの内川聖一が獲得した。球宴といえば、80年代までは視聴率
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意外な橋渡し役が 本田圭佑「パチューカ」移籍の全舞台裏
セリエAの名門ミランを戦力外となり、契約満了とともに“浪人生活”を送っていた日本代表MFの本田圭佑(31)が14日、自身のSNSで「メキシコ1部のパチューカと契約を結んだ」ことを発表。イングランド、スペイン、米国MLS、中国への移籍などが取り沙汰されてきたが、ノーマークだったメキシコ行きにサッカー関
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“田畑007”が復帰 巨人は「データ野球」回帰で広島攻略へ
「鹿取さん的には、キモは田畑投手コーチの情報戦略室への転出でしょう」チーム関係者がこう言った。13日に発表された巨人コーチの配置転換人事。斎藤二軍監督の一軍投手コーチ復帰が“目玉”だが、それ以上にナインの間で注目されているのはこっちの方だ。チーム関係者が続ける。「スコアラーに復帰する田畑コーチは、広
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過去にはV争い脱落も 金本監督に阪神もう続投要請の吉凶
「えらい早いけど、何かあったんか?」阪神OBからこんな声が出たのは14日。坂井オーナーがわざわざクラブハウスの金本監督を訪ね、来季続投を要請したのだ。今季の阪神は前年4位から前半戦を貯金7の2位ターン。就任2年目で若手の育成などチーム改革を進める金本監督を高く評価し、本来ならシーズン終了後に行う続投
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経産次官人事めぐり 二階幹事長と世耕氏“犬猿”バトル激化
グラつき始めた自民党内で、二階俊博幹事長と世耕弘成経産相の水面下の“バトル”が激化しているという。引き金になったのは、長く二階の「牙城」といわれてきた経産省人事。事務次官の大本命だった二階側近の片瀬裕文経産審議官が退任し、代わって嶋田隆通商政策局長が事務次官に「異例昇格」したからだ。二階は小泉、福田
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“重婚ストーカー”中川俊直議員「2万円お詫び会」の非常識
「あまりに非常識」――。目下、自民党内で話題の的になっているのが、前代未聞の“重婚ストーカー”疑惑で経産政務官を辞任、自民党を離党した中川俊直衆院議員。この人の行状も、自民党の支持率下落に少なからず寄与したはずだ。先月から地元の広島で“お詫び行脚”を始めたが、8月23日にはホテルニューオータニで「お
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入門3年目で初金星 北勝富士は現役きっての理論派力士
今場所3日目は横綱初挑戦にして、鶴竜を撃破。デビューから15場所目での金星は、幕下付け出しを除けば14場所目の小錦(元大関)に次ぐ、史上2位のスピード。日本人力士限定では、1991年の貴花田(当時=元横綱貴乃花)の20場所目を塗り替える最速記録だ。今場所は大関高安も餌食にし、1横綱2大関を破る活躍を
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サニブラウン 世界陸上前の合宿不参加は英断かワガママか
それを「ワガママ」と言うのはおかしい。陸上の日本選手権で、100メートルと200メートルの2冠を達成したサニブラウン・ハキーム(18)が、7月中旬に山梨県内で実施される世界陸上(8月4日開幕=ロンドン)の男子短距離代表合宿に参加しないことになりそうだ。■リレーより個人種目その一報を聞いたスポーツライ
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恵まれた組み合わせ 早実清宮は“最後の夏”に甲子園なるか
早実の清宮幸太郎(3年)が第1シードで最後の夏を迎える。高校通算103本塁打。新記録まであと4本で15日の西東京大会初戦となる3回戦、都南平戦に登場する。早実は昨秋、今春と東京大会を連覇した。春の日大三との決勝のスコアは18―17。清宮、野村大樹(2年)の3、4番を中心とした打線は破壊力抜群だが、い
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全米女子オープン 日本ツアーにないタフな設定に選手苦戦
【全米女子オープン 初日】大会初日は日没サスペンデッドになり、ホールアウトした中で単独首位に立ったのはフォン・シャンシャン(27・中国)。イン発進の初日は2度の3連続バーディーを奪って6アンダーの66で回った。米ツアーはメジャーの12年全米女子プロタイトルを含む7勝、日本でも12年日本女子オープンな
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石川遼129位、岩田寛153位…全英OPキップ獲得は甘くない
【ジョンディアクラシック】本大会は来週開催のメジャー3戦目・全英オープン(20日開幕・ロイヤルバークデールGC)の出場キップも争われる。有資格者を除く上位1人であり、それも5位タイまでという条件が付く。日本勢は6試合ぶりの石川遼(25)が3オーバー129位タイ、5試合ぶりとなる岩田寛(36)が8オー
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全米女子初日イーブン 宮里藍が精出す“引退商売”の皮算用
【全米女子オープン 初日】プロゴルファーに「引退」というものがあるとは知らなかったが、「今年で辞めます」と言わなければここまで注目されることはなかっただろう。3年ぶり11度目の出場となった宮里藍(32)は、2バーディー、2ボギーのイーブンパー、47位タイ(暫定)で初日を終えた。「この大会はグリーン上
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斎藤二軍監督が一軍投手C復帰 巨人“大胆配転”のその先
「大胆と言えば、大胆な人事だよな」巨人OBがこう言うのは、13日に球団が発表したコーチングスタッフの配置転換である。目玉は、斎藤雅樹二軍監督(52)の一軍投手コーチ復帰だ。これにより一軍のチーフ格だった尾花高夫投手コーチ(59)がブルペン担当に、ブルペン担当だった田畑一也コーチ(48)はスコアラーに
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ブ厚いSB選手層 曽根はフレッシュ球宴MVPでも出番なし?
「二塁手が不在の巨人ならすぐにレギュラーだ」ネット裏ではこんな声も聞かれたのは、13日のフレッシュ球宴。ウ軍の9番遊撃でスタメン出場し、2二塁打でMVPに選出された曽根海成(22)のことだ。京都国際高から13年育成ドラフト3位で入団。甲子園経験がなく無名校出身ながら、ソフトバンクがドラフト時に発表し
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新体操フェアリーJ 世界選手権はメダル取り大チャンス
新体操団体日本代表の「フェアリージャパン」が13日、都内で世界選手権(8月=イタリア・ペサロ)に向けた練習を公開。「フープ」と「ボール・リボン」の演技を実施した。昨夏のリオ五輪は8位に終わったが、新メンバーが加わった新チームは幸先のいいスタートを切った。今年6月のチャレンジ杯(スペイン)ではロシアら
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崖っぷちの東芝 企業価値は「マイナス1兆円」という驚愕
東芝が追い詰められている。13日、2017年3月期の有価証券報告書(有報)に関し、監査法人のPwCあらたが「意見不表明」とする意向だと報じられた。東芝は事実に反するとし、「8月10日の有報の提出に向け全社一丸となって全力を尽くす」とコメントした。「関東財務局に提出される有報は意見不表明でも受理されま
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地位に恋々…? 2場所連続休場の鶴竜に欠けた横綱の潔さ
「厳しいことを言われても仕方ない。いい結果を出さないといけない。万全にして出たい」4日目の12日から休場した鶴竜(31)がこう言った。3日目の北勝富士との一番で右足首を痛め「右足関節外側靱帯損傷」と診断された。約3週間の安静加療を要するとの診断書を相撲協会に提出したが、これで鶴竜の休場は2場所連続7
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課題はスタミナ バド桃田に立ちはだかる1年3カ月のブランク
違法賭博による出場停止処分が5月に解除され、約1年3カ月ぶりに国際大会に復帰したバドミントン男子シングルスの桃田賢斗(22)。12日(日本時間13日)のカナダ・オープン(カルガリー)2回戦は世界ランク81位のトビー・ペンティ(24=英国)をセットカウント2―0で下し3回戦進出を決めた。賭博行為で世界
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ヤンキースがつなぎ留めたい“本塁打王”ジャッジのお値段
11日(日本時間12日)のオールスターはヤンキースの長距離砲アーロン・ジャッジ(25)が並み居るスター選手を抑えて話題を独占した。本番では不発ながら、前日の本塁打競争では出場選手最長の156メートル弾を含む計47発を放って優勝。ケタ違いのパワーを披露した。■スポンサーは超一流扱い前半戦だけで30本を
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楽天の守護神・松井裕の連戦対策は「脱力系ストレート」
「九回の男」がきっちり締めた。12日のソフトバンク戦に登板した守護神の楽天・松井裕樹(21)。九回、この回先頭の柳田にヒットを打たれるも、後続を断ち切ってソフトバンクのサファテに並ぶ27セーブ目を挙げた。27セーブは両リーグを通じてトップ。球団初の「3年連続30セーブ」まであと3に迫った。楽天は前半
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ケガ人続出 10連敗ヤクルト「リハビリ部門」テコ入れ急浮上
12日の巨人戦に敗れて10連敗したヤクルトでテコ入れが検討され始めている。コンディショニング部門にメスを入れるというものだ。今季はケガ人が続出。川端、畠山、雄平、大引と主力が故障し、投手は館山、抑えの秋吉らが二軍調整中で、バレンティン、中村、小川も一時離脱した。二軍選手も含め、多数の選手がリハビリを
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育成組活躍に発奮か 阪神・大和が4打点爆発で前半戦締め
「刺激にならない」と言えば嘘だろう。阪神は前半最後の試合を逆転勝ちで締めた。その主役は12年目にしてスイッチに転向した大和(29)だ。4―4の同点で迎えた八回、2死二塁の場面で左打席からレフト線に落とす「技あり」のヒットが決勝タイムリーとなった。第1打席では右打席で左翼へ適時二塁打を放ち、第3打席も
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オーナー続投明言せず 由伸監督はマギー2番二塁でアピール
巨人の高橋由伸監督(42)が12日、東京ドームでのヤクルト戦前に読売新聞東京本社を訪れ、老川祥一オーナー(75)やグループ本社の渡辺恒雄主筆(91)らに前半戦の報告を行った。3年契約2年目の今季は、球団ワースト記録を更新する13連敗を喫するなど低迷。堤GMが事実上の解任となり、今月1日には自力優勝の
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ハム大谷に評価急落の危機 米スカウトが“危険な兆候”指摘
「出力を上げるという意味では問題なかったんですけど、制御することができなかった。課題が残る内容でした。反省を次に生かせるよう、しっかりと調整していきたい」日本ハムの大谷翔平(23)が登板後、こう言った。12日の対オリックス戦。今季初の一軍マウンドは1回3分の1を投げて2安打、2奪三振、3四球、4失点
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このハゲェー! 豊田議員の元秘書が激白「示談応じない」
「このハゲェーー!」。テレビのワイドショーで連日、繰り返し流されるヒステリックな雄たけびが耳から離れない人も少なくないだろう。豊田真由子衆院議員の男性政策秘書に対する壮絶パワハラ事件。男性秘書は6日に警察に被害届を提出、受理されたといい、いよいよ本格的な捜査が始まるとみられる。■火に油を注いだ“お詫
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前半終えて防御率0点 楽天福山は“浅尾超え”ができるのか
「ミスターゼロ」がまたやった。楽天の救援右腕・福山博之(28)が11日のソフトバンク戦に3番手で登板し、4―4の八回を3人でピシャリ。チームは逆点勝ちで前半戦の首位が確定した。5勝目がついた福山は、ここまで36試合で33回3分の1を投げて防御率は0.00。ゼロ並びがどこまで続くか注目されているが、「
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来日前から貴乃花に心酔 貴ノ岩がひと皮むけた理由
国産力士にこだわっていた貴乃花部屋で、唯一のモンゴル人力士。それだけに08年の入門当時は「日本人力士を育てられないから、すぐに出てきそうなモンゴル人力士を獲得したんじゃないか」といわれていたが……。「実際はそうではない。貴ノ岩は『将来は相撲取りになる』という夢を抱いて、16歳で相撲強豪校の鳥取城北高
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8失点“炎上”のハム斎藤佑 一塁カバー怠り中田翔ムカッ!
4回を投げて11安打8失点で3敗目(1勝)を喫したのが日本ハムの斎藤佑樹(29)だ。メッタ打ちにされたのは仕方がない。単に力がないだけだ。自らの悪送球で失点したことについても、人間だからだれしもミスはする。が、これをやっちゃあ、おしめえよというプレーが11日の斎藤にはあった。二回、4点をリードされ、
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4安打3打点の大活躍 阪神上本のしぶとさ“ヘビ”のごとし
阪神の上本(31)は実にしぶとい選手だ。11日の中日戦で三回に勝ち越しの本塁打を放つなど4安打3打点で勝利に貢献。「僕だけじゃなくチーム全員がつなぐ気持ちでいった結果」とあくまで謙虚だった。打率.298、5本塁打、22打点で二塁レギュラーに定着する上本は開幕前、激しいポジション争いを制した。助っ人の
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変則間隔の菅野が9勝目 巨人は先発淘汰で“失業者”続出
巨人のエース・菅野智之(27)が首脳陣のムチャ遣いに応えた。中4日だった前回から11日のヤクルト戦に中5日で登板。7回を5安打無失点と危なげない投球で8三振を奪った。これでリーグ単独トップの9勝目(4敗)。その前は中4日で勝っている。強さを見せるエースに高橋由伸監督(42)は「中4日、5日と変則にな
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独4季目に自信満々 ケルン大迫勇也が秘めた野心を語った
昨年11月の18年ロシアW杯最終予選サウジアラビア戦(埼玉)で岡崎慎司(レスター)から1トップの座を奪取し、6月の同予選イラク戦(テヘラン)ではゴールも奪った。大迫勇也(ケルン)は昨季、日本代表ドイツ組トップのリーグ7得点を挙げ、存在感を一気に高めた。それでも「まだまだ得点は少ない。来季は2ケタ以上
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