ヤクルト杉浦とハム屋宜 低迷2球団「駆け込みトレード」の損得
7月末の締め切り間際の駆け込みトレードだ。ヤクルトと日本ハムは24日、杉浦稔大(25)と屋宜照悟(28)両投手のトレードを発表した。杉浦は2013年ドラフト1位でヤクルトに入団し、通算33試合で6勝8敗、防御率4.95。今季は中継ぎとして5試合に登板したが、4月に右肩痛のため登録抹消。今年1月には「
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秀岳館4季連続甲子園 中学生に逃げられ監督不在でもV候補
24日の熊本大会決勝で秀岳館が九州学院を3―1で破り、2年連続3度目の出場を決めた。準決勝前に鍛治舎巧監督(66)が突発性不整脈で検査入院。代わりに部長が指揮を執ったが、監督不在の影響を感じさせない戦いぶりだった。これまで甲子園は3季連続4強入り。かつて鍛治舎監督が率いた中学の硬式チームの強豪「オー
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追及にシドロモドロ 安倍首相「1月20日」虚偽の決定的証拠
加計疑惑を追及する国会の閉会中審査2日目。参院に舞台を移した25日午前中の審議で、安倍首相の決定的なウソが明らかになった。安倍首相は完全にアウトだ。24日までの殊勝な態度が崩れ、安倍首相がシドロモドロの答弁で論理破綻をきたしたのは、民進党の蓮舫代表の質問の時だった。24日、安倍首相は、加計学園が国家
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柳瀬審議官 野党の質問にまたも「記憶をたどる限り」連発
24日に衆院で行われた閉会中審査で「記憶にない」を7回連発して、ひんしゅくを買っている柳瀬経産審議官は、25日の審査2日目でも苦しい言い逃れに終始した。当時、首相秘書官だった柳瀬審議官は、一昨年4月に今治市の企画課長らが官邸を訪れた際の面会相手ではないかという疑惑が持たれている。民進党の桜井議員から
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クボタが9年ぶりイグサ収穫機 「畳文化」継承の舞台裏
畳表の原料となるイグサの生産が首の皮一枚つながった――。農機大手のクボタ(大阪市浪速区)が、イグサの収穫機「いぐさハーベスタ」の生産を約9年ぶりに復活させた。日本一のイグサ産地である熊本県八代市の農家の男性は「クボタさんが収穫機を再び造ってくれなければ、イグサ生産の廃業や大幅縮小が相次いだでしょう」
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最速で世界王座…前途洋々の京口紘人を悩ます“不肖の兄”
「浪速のジョー」直伝の左ボディーブローが何発も炸裂した。23日、IBFミニマム級の京口紘人(23)が、辰吉丈一郎に並ぶプロ8戦目で世界のベルトを奪取。デビュー1年3カ月で頂点に立つのは日本最速。京口自身も辰吉に憧れており、高校時代は大阪帝拳で直々に指導を受けた。辰吉に伝授された左ボディーもあって、こ
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阪神「Bクラス転落」で金本監督の来季続投“白紙”の可能性
「金本監督はここからが正念場だ」こう言うのは、さる阪神OBだ。阪神は23日のヤクルト戦で、先発のメッセンジャーが8回無失点と好投するなど5―0で快勝。貯金7で単独2位をキープした。25日からは甲子園で3位DeNAとの直接対決を迎える。前出のOBがこう続ける。「阪神は毎年、夏場以降にヤマが来る。8月の
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サヨナラ負け巨人 “眠れる天敵”筒香を起こしAクラス暗雲
巨人がDeNAにサヨナラ負けを食らった。同点の九回2死一塁から、6番手の高木勇が筒香嘉智(25)にバックスクリーン左へ叩き込まれた。高橋由伸監督は「八回に4点取った?そうだね。どちらと言える流れじゃなかったので、何とかもう1点取れれば、というのはあったけど」と打たれた高木勇は責めなかった。眠れる天敵
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3年ぶりの白星 楽天・久保が足を向けて寝られない人物
言葉に詰まった。久しぶりのお立ち台。いろいろな思いがあるのでは?と聞かれ、しばしの沈黙ののち、「……そうですね」と絞り出した。楽天の久保が、23日のオリックス戦で実に1040日ぶりの勝利投手に。九回に登板して三者凡退に片づけると、その裏にアマダーのサヨナラ本塁打が飛び出した。2002年にドラフト自由
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夏の甲子園で選手個々の実力より「経験値」が重要な理由
ある強豪校の監督に言わせると、甲子園大会を勝ち上がるための大きな要素は「経験値」だという。「甲子園はある意味、独特の舞台。球場の雰囲気も、報道陣の数も、試合のテンポも、地方大会とはまったく違う。だから甲子園を経験している学校は、それだけで大きな強みになる。そこへいくと初出場校は多少、力のある選手を揃
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連敗ストップでゲン担ぎも…連勝には遠いヤクルトの窮状
23日、阪神戦の試合前のことだ。神宮球場のブルペンにイラストが飾られた。絵がうまいと評判の徳山(28)が描いたもので、一昨年のリーグ優勝時にもブルペンに貼られていた。その徳山が前日、一軍に昇格して連敗が「14」でストップしたこともあり、球団スタッフがゲンを担いだのだ。真中監督は「また、(悪い)記録を
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J・スピースがドタバタ優勝 終盤猛攻は“グリーンの怪物”
M・クーチャー(39)との一騎打ちはJ・スピ―ス(23)に軍配が上がったが、メジャー3勝目はドタバタだった。前半はショットがブレて3打スコアを落とし、2人は通算8アンダーで並び折り返す。最大のトラブルは13番。第1打を右へ大きく曲げた直後に頭を抱えた。ボールは深いラフに入り、目の前には10メートル以
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全英OP14位の松山「切り替えられず」 1番OBから意気消沈
追いかける方が先にコケたら勝負にならない。得意のスプーンを手にしながら、松山英樹(25)は1番パー4のティーショットを右に大きく曲げて、いきなりOBのトラブルに見舞われた。4アンダー・5位タイ発進の最終日は、単独首位のスピースとは7打の差があった。だが、メジャーは独特な雰囲気があり、ビッグネームでも
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安倍首相“脱傲慢”作戦失敗 加計キーパーソンが逆ギレ答弁
安倍首相は「李下に冠を正さず」という言葉を何度も繰り返した。24日午前から始まった衆院予算委員会の閉会中審査。安倍首相は“腹心の友”が理事長を務める「加計学園」の獣医学部新設計画に関し、改めて「(理事長の)加計さんは学生時代からの友人だが、彼が私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことは、
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新国立過労自殺 工期最優先と犠牲の上に成り立つ東京五輪
2020年東京五輪開幕まで、24日でちょうど残り3年。「五輪に間に合うのか」という“至上命令”が強まり、準備が加速することは必至だが、新国立競技場の建設工事に関わっていた当時23歳の男性が過労自殺したとして、遺族が労災を申請したばかり。「国家的行事」の名のもとに、過労を強いられた若い命が犠牲になった
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スカウト狙うも…石出奈々子が語るAD時代「下着を裏返し」
アニメや女優、アイドルのモノマネ・ひとりコントで人気の女性お笑いタレントの石出奈々子さん(32)は、デビュー前にテレビ番組のADを経験。お金のない日々を送りながらも、パンだけで乗り切った時期も……。◇◇◇ずっと千葉の実家住まいだから、衣食住の貧乏はなかったけど、若い頃は女優志望で「ホリプロスカウトキ
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仕事場にもグラス常備 レーモンド松屋さん「酒は曲作りの友」
ソングライターとして五木ひろし、香西かおり、角川博らのヒット曲を手掛ける超売れっ子のレーモンド松屋さん(65)。曲作りの原動力となっているのが取りも直さず酒だ。傍らには常にギターとグラスがある。◇◇◇曲作りはライフワークになっています。基本的に夜、風呂に入り、食後に部屋にこもってハイボールやロック、
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スピース全英OP首位堅守 悪天候もきちんとスコア伸ばす
【全英オープン 2日目】好天だった前日とは打って変わり、大会2日目はコース上空に薄暗い雲が低く垂れ込め、全英オープンらしい冷たい雨と強い風という厳しいコンディションになった。天候が崩れ、各選手ともスコアも伸び悩んだ。初日アンダーパーは39選手もいたが、この日に60台で回ったのは8選手だけ。予選通過は
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2日目は首位と6打差に後退…松山英樹がハマった17番の罠
【全英オープン 2日目】首位と3打差、2アンダー12位発進の松山英樹(25)が17番(パー5)の罠にはまった。スタート時の2アンダーにスコアを戻して迎えた17番。ドライバーで打った第1打を左セミラフへ。第2打は目の前のマウンドが邪魔になりグリーンは見えない。いったんマウンドに登ってグリーン方向を確認
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燕相手に初HR含む2発 虎新助っ人ロジャースは本物なのか
阪神の新助っ人・ロジャース(29=パイレーツ3A)が21日のヤクルト戦で来日初アーチを含む1試合2本塁打。一軍合流後、2試合でわずか1安打だった助っ人の活躍もあり、阪神は連敗を2で止めた。貧打解消の救世主として来日したこのロジャース。糸井、糸原と故障者が続出する中で、かかる期待はますます大きくなって
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清宮最大のライバル 日大三高「エース&4番」プロの評価
清宮幸太郎が高校通算106号を放って法政を下した21日の早実戦。試合後、5000人の観衆と38社182人の報道陣の多くが球場から引き揚げる中、ゾロゾロと集まり始めたのがプロのスカウトだ。お目当ては2試合目の日大三戦。エース左腕の桜井周斗(3年)と主砲の金成麗生(3年)を視察するのが目的だ。試合は先発
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1048勝達成し帰化にも前向き 横綱白鵬の「次なる野望」
あっさりと記録を塗り替えた。21日、横綱白鵬(32)が厳しい相撲で新大関の高安を一蹴し、歴代単独トップの通算1048勝を達成。早ければきょう22日にも39度目の優勝が決まる。取組直後のインタビューでは、「満足しています。口にしていればかなうもんだなと」と満面の笑みを見せた白鵬は、大相撲の主な記録をほ
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ダルのトレード秒読みか レ軍GMが他球団に売り込み図る
7戦ぶりの白星をかけて21日(日本時間22日)のレイズ戦に登板したレンジャーズのダルビッシュ。8回5安打3失点。今季最多12三振を奪ったが、7勝目はならなかった。チームは延長10回に勝ち越し勝利した。そのダルビッシュだが、放出が秒読みに入ったという話がある。レンジャーズのジョン・ダニエルズGMが他球
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酒乱暴行でチーム構想ブチ壊し…巨人・山口俊の四面楚歌
21日のDeNA戦で先制した3点を守り切れず、延長十二回の末に引き分けに終わった巨人。右手にケガを負って訪れた病院で、酒に酔って扉を破壊し、警備員に暴行を働いた疑いがある巨人の山口俊(30)は、球団の指示で練習を自粛しているため、この日も姿を見せることはなかった。病院、警備員から被害届が出され、警視
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球団は高評価も 栗山監督“続投報道”はハムナインに効かず
7月に入って5連敗が2度、すっかり負けグセのついた日本ハムで21日、動きがあった。スポーツ紙が一斉に「栗山監督続投」と報じたのだ。今季は二刀流の大谷を筆頭に、主力どころに故障者が続出。打率4割をキープしていた近藤は椎間板ヘルニアで手術。中田や中島も、ケガで登録を抹消されたことがあった。低迷の原因がハ
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ふくおかFGと十八銀の統合に待った 公取が地銀を滅ぼす
再編で生き残りを探る地方銀行には衝撃だ――。地銀大手のふくおかFGと長崎県が地盤の十八銀行は、10月に予定していた経営統合を無期限に延期する方針を固めた。統合すれば7割を超える長崎県内の融資シェアについて、公正取引委員会が難色を示していて、審査が通るメドが立っていないためだ。今回の公取の強い姿勢は、
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全英首位タイ発進 スピースは“2打目以降”で勝負が奏功
【全英オープン 初日】「ティーショット、セカンド、ショートゲーム、パットとすべてがイメージ通りにでき、いいスタートが切れた」マスターズ、全米オープンに続きメジャー3つ目のタイトル獲得に向けてJ・スピース(23)が5バーディー、ノーボギーの65で回り、今年の全米OP覇者のB・ケブカ(27)、M・クーチ
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マキロイは58位タイ発進 ラブラブ新婚ボケでゴルフ絶不調
【全英オープン 初日】「結婚してハングリーさが失われた?」と、メディアから揶揄されているのが全英オープン1勝を含むメジャー4勝のローリー・マキロイ(28)だ。マスターズ後の4月22日にアイルランドの古城を貸し切って費用1億円ともいわれる豪勢な挙式だった。相手は14年に破局したプロテニスのウォズニアッ
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全英12位好発進も 松山英樹に「スロープレー罰」という敵
【全英オープン 初日】今季メジャーは、マスターズ(4オーバー、54位)も全米オープン(2オーバー、82位)もオーバーパーで出遅れた松山英樹(25)。今大会は首位と3打差の2アンダー12位なら好発進といえよう。スタート時の気温は14度。前半はウインドブレーカーを着ていたが、現地にしては穏やかな天候だっ
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悲願の初優勝から大関陥落…琴奨菊が自ら選んだ相撲道
弱い大関として長らく沈殿し、一瞬の輝きで辺りを照らすも、徐々に徐々に火は小さくなり……。だが、それも一つの相撲人生だ。大関時代の昨年1月場所は、琴奨菊(33)にとってまさに絶頂期だった。初日から白星を重ね、モンゴル人3横綱をも撃破。14勝1敗で初めて悲願の賜杯を手にした。2006年栃東(現玉ノ井親方
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今季で引退のボルト 4連覇中「世界陸上200m」欠場の本音
今季限りでの引退を表明している陸上男子短距離のウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)。現役生活最後のレースに選んだ世界選手権(8月4日開幕=ロンドン)は100メートルと400メートルリレーの2種目に絞り、4連覇中の200メートルは欠場することになった。21日のダイヤモンドリーグに出場するためモナコに滞
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ボクシング相撲で記録達成 白鵬“勝てば官軍”に好角家苦言
これが大記録を達成した横綱の相撲なのか。12日目の玉鷲(32)戦に勝利し、魁皇(現浅香山親方)の持つ歴代1位の通算1047勝に並んだ横綱白鵬(32)。記念すべきこの日の相撲はしかし、とても褒められたものではなかった。立ち合いで左の張り、右のかち上げと普段通りの荒っぽい相撲を仕掛けると、「勝てば何でも
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