金藤理絵200m平で金 引退危機乗り越え“未完の大器”開花
完勝だった。日本時間12日午前に行われたリオ五輪競泳女子200メートル平泳ぎの決勝。金藤理絵(27)は2位に1秒67もの大差をつけてゴールした。圧倒的な金メダル。右拳を突き上げ、「信じられない。いろんなことがあった8年間。コーチや仲間、家族に支えてもらって、世界の頂点を狙ってやってこれた」と言って涙
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「4番」でチーム牽引も…巨人に“脱・阿部依存”のジレンマ
この人が4番に座って潮目が変わった。巨人の阿部慎之助(37)である。11日のDeNA戦で、巨人は追い上げ及ばず4-5で敗れた。高橋由伸監督(41)は「何とか追い上げたけど、前半に相手を攻略できずに、1点でも少なく抑えなくてはいけないところで取られて、こういう結果になったんでしょう」と淡々。この日4タ
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ソフトB今季最悪の5連敗 工藤監督の動揺が選手に“伝染”
大将がオタオタしているようでは勝負にならない。「常勝球団」の面影はどこへやら。11日のオリックス戦で今季2度目の同一カード3タテを食らったソフトバンク。5位チームに1度も勝てず、今季ワーストの5連敗だ。もっか後半戦は9勝10敗。貯金が28あるとはいえ、2位日本ハムとは3ゲームしか離れていない。工藤監
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“戦犯”は投打の柱…藤浪とゴメスが虎の勝利を台無しに
賽の河原で石を積むようなものだ。11日、阪神は投打が噛み合い、中盤まで広島を圧倒。先発の藤浪晋太郎(22)が六回まで1失点に抑えれば、6番のゴメス(31)も2年ぶりの20号本塁打と、勝利は目前だった。しかし、手中にしていたはずの勝ち星を捨て去ったのもこの2人だ。藤浪は七回に2安打を浴びると、無死一、
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エース早川も早大進学? 木更津総合の五島監督に聞いた
13日登場する木更津総合(千葉)は近年、野球部からコンスタントに早大に生徒を送り出している。黄本(現4年)、檜村(現1年)らがそうだ。今回、プロ注目のエース・早川(3年)も「早大へ行く」ともっぱらだが、実際はどうなのか。指揮を執る五島卓道監督(62=保健体育教諭)は早大OB。暁星国際(千葉)で5年間
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イチロー“50歳まで現役”の本気度 元マリナーズ指揮官語る
メジャー通算3000安打を達成したマーリンズ・イチロー(42)に祝福の声が寄せられている。かつてのボスであるボブ・メルビン現アスレチックス監督もそのひとり。03年にマリナーズ監督に就任、イチローが04年にシーズン最多記録となる262安打をマークした時の指揮官だ。ア、ナ両リーグで最優秀監督を受賞してい
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史上最速で賞金1億円突破 イ・ボミは“大金”をどう使う?
今季ツアー3勝目を挙げ、史上最速で獲得賞金1億円を突破したイ・ボミ(27)。今週は試合を欠場し、次週からの8連戦に備え、韓国に一時帰国している。賞金1億1092万1332円はランク2位の申ジエ(28)に約3243万円差をつけて、断トツ。副業も合わせれば6億円近くに上るといわれる。となれば、気になるの
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リオ五輪の予選リーグ敗退ではっきり見えた日本の弱点
コラム【釜本邦茂「ズバッと言わせてもらう!」】監督も選手も、そして多くのサッカー関係者たちが、当たり前のことではあるが、改めて実感していることだろう。大きな国際大会でメダルを取ることの難しさを――。日本は、グループリーグB組最終戦のスウェーデン戦(日本時間11日午前7時開始)を1─0でモノにしたが、
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原沢と金争い 男子柔道100kg超級“最強テディ・ベア”の実力
世界最強を決めるリオ五輪男子柔道100キロ超級に世界ランク2位の原沢久喜(24)が登場する。原沢の金メダルに大きく立ちはだかるのが同1位のテディ・リネール(27=フランス)だ。順当にいけば決勝で対戦する。テディ・ベアの愛称を持つリネールは身長204センチ、体重140キロの巨漢。07年の世界選手権を史
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競泳男子800mリレーで銅 52年ぶり表彰台で“伝統復活”
52年ぶりの快挙を成し遂げた。9日(日本時間10日午前11時40分)、リオ五輪競泳男子4×200メートルリレーで日本が銅メダルを獲得。同種目では64年の東京五輪以来となる表彰台に立った。予選を全体5位で通過した日本は、第1泳者で400メートル個人メドレー金の萩野公介(21)が後半に追い上げ、2位で第
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ラスト50mで一気加速 坂井聖人“反骨心”が生んだ銀メダル
日本競泳界の新鋭が「水の怪物」に最後まで追いすがった。リオ五輪競泳の男子200メートルバタフライ決勝は9日(日本時間10日午前)に行われ、坂井聖人(21=早稲田大3年)が1分53秒40で銀メダルを獲得。優勝は1分53秒36をマークした「水の怪物」マイケル・フェルプス(31=米国)で、400メートル個
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五輪新で200m平泳ぎ決勝へ 渡辺一平“勝負強さ”で金奪取
リオ五輪の競泳男子200メートル平泳ぎ準決勝で、渡辺一平(19)が2分07秒22の五輪記録。全体1位で決勝に進出した。渡辺はもともと後半に強いタイプ。それが準決勝では序盤から積極的なレースを展開。150メートルのターンから一気にスパート。快記録を叩き出した。2分07秒22は世界記録に0秒2。歴代でも
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谷繁監督“解任”で問われる中日落合氏「GM」としての資質
こういうのをトカゲの尻尾切りというんじゃないか。48年ぶりの8カード連続負け越し、9日の試合前時点でセの最下位に低迷する中日が、成績不振で谷繁元信監督(45)を休養させたことだ。「苦戦を強いられているけじめをつけてもらうべく休養をお願いした」(佐々木球団社長)というから、事実上のクビだ。ヤクルト戦前
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広島に大敗で嘆く虎ファンは“夏の甲子園”好投手に熱視線
まさに貧すれば鈍す、だ。9日に行われた首位広島との3連戦初戦。Aクラス浮上のためにも負けられない阪神はしかし、序盤で先発岩貞が炎上。押し出し四球を含む4失点で、三回途中にKOされた。さらに2番手の松田も代わりばなに押し出し四球。終盤にもリリーフ陣が打ち込まれ、終わってみれば3-10の大敗だった。これ
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4億円“元エース”の逆襲 G内海7勝で菅野の勝ち星抜いた
巨人の内海哲也(34)が7回2失点で7勝目(3敗)を挙げた。中10日で9日のDeNA戦に登板。「先週は投げる機会がなくてしっかり調整する時間があったので、負けたらいけないという気持ちでマウンドに上がった」と涼しい顔だ。同僚の菅野はリーグトップの防御率だが、現在6勝。元エースが現エースの勝ち星を抜いて
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早実戦“清宮対策”の反響は? 八王子・安藤監督に聞いた
11日登場の八王子(西東京)は春夏通じて甲子園初出場。西東京大会準々決勝では清宮幸太郎擁する早実を下し、甲子園切符をつかんだ。就任10年目の安藤徳明監督(55=体育科教諭)に甲子園に至るまでの苦労話や早実戦について聞いた。――過去に苦しいときもあったのではないですか?「ここまで長かったですね。夏の予
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男子卓球・丹羽孝希は4強ならず “五輪王者”の前に力尽く
リオ五輪卓球男子シングルスの4回戦で格上の黄鎮廷(香港、世界ランク8位)に1-3から3ゲームを取り、逆転勝ちで8強に進出した男子単の丹羽孝希(21、世界ランク22位)。準々決勝の相手はロンドン五輪の金メダリストで、五輪史上初の連覇を狙う中国の張継科だった。丹羽の持ち味は「意外性」。時にはトリッキーと
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家族離散し亡命、練習場が焼失…「難民」3選手の壮絶過去
「難民選手団」から3選手が登場する。五輪に出場できる可能性がありながら、内戦などで祖国を追われた選手で構成。リオ五輪では10人が参加する。五輪では初めての試みだ。柔道に出場するポポル・ミセンガ(24)と、ヨランデ・マビカ(28)はコンゴ民主共和国(旧ザイール)出身だ。ともに幼い頃、内戦の影響で家族と
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“魔の81kg級”にのまれ…柔道・永瀬貴規は笑顔なき銅
高まった期待が一気にしぼんだ。9日(日本時間10日)に行われたリオ五輪男子柔道81キロ級で永瀬貴規(22)がまさかの準々決勝敗退。袖釣り込み腰で有効を奪われ、そのまま逃げ切られた。前日、73キロ級の大野将平(24)が優勝。日本男子として2大会ぶりとなる金メダルを獲得し、旭化成の後輩にあたる永瀬が勢い
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競泳・萩野公介が200mで失速7位 2個目のメダル獲得ならず
リオ五輪競泳男子200メートル自由形決勝が8日(日本時間9日午前)に行われ、萩野公介(21=東洋大)は1分45秒90で7位。同種目で日本勢初の表彰台を目指したが、400メートル個人メドレーの金に次ぐ今大会2個目のメダル獲得はならなかった。男子100メートル背泳ぎ決勝はロンドン五輪銅メダルの入江陵介(
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錦織が3回戦進出 苦労人の“脱サラ選手”相手に薄氷の勝利
リオ五輪テニスシングルス2回戦で男子第4シードの錦織圭(26)が“脱サラ選手”を相手に薄氷の3回戦進出だ。2回戦の相手は1回戦を五輪史上初の6-0、6-0で勝ち上がったミルマン(27=豪)。2年前、肩の故障で試合に出場できず、世界ランクも1000位台に落ちた。生活のためにツアーを断念。サラリーマンで
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福原愛 北朝鮮にストレート勝ちでベスト8の“ノルマ達成”
アテネから4大会連続出場の福原愛(27)がリオ五輪卓球シングルス4回戦で北朝鮮のエース、リ・ミョンスン(24)をストレートで下して2大会連続のベスト8進出を決めた。相手は世界で三本の指に入るカットマン。過去の対戦で負けたことがあり、日本のエース石川佳純が初戦で北朝鮮のカットマンに敗れていただけに嫌な
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履正社・寺島 “ソフトBと相思相愛”で巨人・阪神のため息
ドラフト1位候補の左腕・履正社(大阪)の寺島成輝(3年)が、8日の高川学園(山口)戦で甲子園初登板。ネット裏から巨人の堤GMや阪神の和田SAら各球団の幹部が熱視線を送る中、2安打11奪三振1失点の完投勝利を飾った。球速は130キロ台後半から146キロと幅があったが、岡田監督は「すべて全力投球したら、
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信頼関係を実感 イチロー3000安打はマーリンズだからこそ
7日のロッキーズ戦でメジャー通算3000安打を達成した、マーリンズ・イチロー(42)。しかし、大記録を成し遂げたのはチーム事情によるところも大きい。ヤンキース時代から同僚のプラドは「ナインみんなが彼を支え、互いに認め合っている。信頼関係を実感しながら試合をすることは大きな違いがある。それが好調の理由
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オコエも輩出した関東一・米沢監督に聞く選手集めの極意
10日に登場する関東一(東東京)は2年連続7回目の出場。昨年はオコエ瑠偉(現楽天)を擁してベスト4。全国区の強豪校をつくり上げたのが米沢貴光監督(40=学校職員)だ。00年に就任して16年目で春夏8回目の出場。帝京、二松学舎大付、修徳などの強敵がひしめく中で実績をつくった同監督に、主に選手集めに関し
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フェンシング青木千佳 五輪の緊張感にのまれ涙の初戦敗退
女子エペ個人で佐藤希望が日本人女子初の入賞と幸先のよいスタートを切ったフェンシング。続く男子フルーレ個人の太田雄貴が初戦敗退でズッコケたが、女子サーブル個人の青木千佳(26)も1回戦でグレンチ(パナマ)に5-15で敗れ、早々と姿を消した。五輪の緊張感から持ち味のスピードを生かせず、序盤から7連続ポイ
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柔道女子57キロ級 松本薫は連覇ならず「銅」…野獣引退へ
8日(日本時間9日)、リオ五輪柔道女子57キロ級の松本薫(28)が準決勝で敗退。3位決定戦で有効を奪い、銅メダルに終わった。試合後、スタンドからの声援に目を潤ませ手を振った松本は「金メダルを目指していたので、どう切り替えようかと思ったけど、何も持たないで日本に帰れないと思いました」とうつむいた。前回
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バスケ女子 史上最高ホットラインで格上のブラジルに快勝
世界ランク16位の女子バスケット代表が、1次リーグA組で連勝スタートだ。10位タイのベラルーシ戦の勝利(77―73)に続き、7位の地元ブラジルとの2戦目(日本時間9日早朝開始)も82―66で快勝。各組6チーム中4位までの準々決勝進出へ大きく前進した。WNBA(米国女子プロバスケリーグ)でプレーする、
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次戦はブラジル “温室育ち”バレー女子に超アウェーの洗礼
8日、リオ五輪バレーボール女子の日本代表がカメルーン戦でストレート勝ち。今大会初勝利を収めた。とはいえ、日本と同グループ(A組)の6カ国の中では最も格下で、「絶対に負けられない戦い」をモノにしたに過ぎない。1次リーグの上位4カ国が決勝トーナメントに進むことができ、A組ではブラジル、ロシア、韓国に次い
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決勝Tへ首の皮一枚も…手倉森Jコロンビア戦で見えた変化
まるで別人のようだった。リオ五輪のグループリーグB組の日本代表は7日、コロンビア代表と対戦(日本時間8日午前10時キックオフ)。初戦のナイジェリア戦で大量5失点で完敗した日本だったが、この日は攻守がスムーズに連動してコロンビアを攻め立てた。「ナイジェリア戦は4―3―3と馴染みの薄いシステムを採用。1
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100mバタ日本新も6位…池江璃花子を支える“イメージ力”
リオ五輪競泳女子100メートルバタフライ決勝は7日(日本時間8日午前)に行われ、池江璃花子(16・淑徳巣鴨高)が56秒86で6位。メダルこそ逃したものの、目標である56秒台をマークし、自身が今回の予選、準決勝で立て続けに更新した日本記録をまたも塗り替えてみせた。ジュニア時代からのライバルであるオレク
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五輪メダル獲得で報奨金と税金、給料、待遇はどうなる?
熱戦が続くリオ五輪。メダル獲得時の報奨金の額を知っておけば、テレビ画面を見る目も違ってくるだろう。JOCは金メダルの報奨金を前回ロンドン五輪の300万円から500万円に増額。銀は200万円、銅は100万円が選手に支払われる。このほか、各競技団体もニンジンを用意(別表参照)。自転車の公益財団法人JKA
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