陸連がマラソン酷暑対策合宿 “開催国特権”を活かせるのか
あと「3年」ではなく、来年と再来年の「2回」だ。陸連は現在、厳しい暑さが予想される20年東京五輪のマラソンに向け、暑さへの対策を練るための測定合宿を都内で行っている。合宿には、今月の世界陸上を走った清田真央や昨年のリオ五輪代表の福士加代子ら女子13選手と男子3選手が参加。男子は20キロ走、女子は30
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FA中田もいらない? 阪神来季編成は中谷将大のバット次第
打った瞬間、それとわかる当たりだった。阪神の中谷将大(24)は、1点リードの七回2死一塁で、ヤクルト3番手・近藤のチェンジアップを左翼席に運んだ。「追加点が欲しい場面。次の1点が流れを変える。入ってくれてよかった」こう語った中谷は、前夜のヤクルト戦は4番で14号ソロ弾を放ち2戦連発。三回にチームトッ
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埼玉県勢初の夏制覇 花咲徳栄Vの裏に東北福祉大コネクション
「悲願の優勝、何とか私たちが成し遂げました。ありがとうございました」そう話した岩井隆監督(47)の目には、うっすらと涙が光っていた。学校としても埼玉県勢としても、初めて灼熱の夏を制覇した花咲徳栄。昨23日の決勝戦は14―4という圧倒的大差で、広陵(広島)を粉砕した。埼玉県といえば、浦和学院1強の時代
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広島Vに暗雲…鈴木誠也の右足首骨折が疲労困憊の投手陣直撃
首位を独走する広島緒方監督の顔が青ざめた。23日のDeNA戦の二回。右翼後方への飛球を追った鈴木誠也(23)が、フェンスに激突しながら好捕した。拍手と歓声で沸いた広島ファンはしかし、すぐに静まり返った。捕球後に倒れ込んだ鈴木がうずくまったまま立ち上がらない。運び込まれた担架に乗せられグラウンドを去っ
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監督「清宮しかいない」 U18でこそ生きる早実主将の経験
早実の清宮幸太郎(3年)が、U18W杯(9月1~11日=カナダ)に出場する高校日本代表の主将を務めることが23日、発表された。22日から始まった合宿2日目も千葉県内のグラウンドで練習を行い、木製バットを使ったフリー打撃では場外弾を放った。「2年前もこの大会のために(代表に)入れていただいたようなもの
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巨人1日で再び借金生活に…連続KOの内海は引退秒読み
前日に最大11の借金を返済したが、23日の中日戦に先発した内海哲也(35)が五回途中4安打4四死球3失点でKOされ、7敗目(2勝)。巨人は再び借金1となった。内海は前回登板の17日のヤクルト戦も二回途中4失点。7月8日の阪神戦以来、白星から遠ざかっている。にもかかわらず、先発ローテーションを守ってい
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大会新連発 広陵・中村奨成はプロでも清原を超えられるか
「数々の記録?優勝して、記憶にも記録にも残りたかった。満足はしていません。プロの舞台に立って悔しさを晴らしたいと思う」優勝は逃したが、23日、甲子園大会決勝でも、5打数3安打と打ちまくった広陵(広島)の中村奨成捕手(181センチ、78キロ、右投げ右打ち)が、「プロ入り宣言」した。6本塁打、17打点、
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豊洲新市場でカビ大量発生 東京都の通知に仲卸関係者騒然
築地市場からの移転が決まった豊洲新市場でカビが大量発生し、騒ぎになっている。東京都中央卸売市場新市場整備部が22日付で「豊洲市場の店舗内の木製造作物等への被害状況の確認について」と題した文書を関係業者に配布。それによると、「今年に入り、例年にない長雨が続いたことなどにより、売場内の湿度が非常に高くな
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「恋から」出演の美人妻 ボンボン京都府議をDV告訴のナゾ
将来を嘱望された現役府議が京美人妻にDV――京都新聞のスクープで地元は蜂の巣をつついたような騒ぎになっている。それもそのはず。23日、妻に対する傷害の容疑で京都府警に書類送検と報じられた荒巻隆三京都府議(44)は、荒巻禎一元府知事(86)の三男坊。一方、ダンナを告訴したとされる妻のA子さん(31)は
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日本代表の隠し玉に ダブル小林とドリブラー斎藤が面白い
ロシアW杯アジア最終予選も残り2試合。「勝てばW杯出場!」のオーストラリア戦が31日に埼玉スタジアムで行われ、9月6日にはサウジアラビアとのアウェー戦が控えている。日本サッカー協会は24日午後3時、W杯予選2試合の日本代表メンバーを発表するが、指揮官ハリルホジッチは隠し玉を持っているのか?アッと驚く
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ケガで稽古もできず…横綱鶴竜「引退Xデー」は11月場所
「9月場所?今はハッキリ言えない」こう話す横綱鶴竜(32)の声は、どこか弱々しかった。22日に国技館で行われた定期健康診断に出席。23日から夏巡業に復帰するが、懸念はケガだ。今年1月場所で左鎖骨、頚椎斜角筋を痛め、5月は左足関節、7月は右足関節とケガに次ぐケガ。2場所連続途中休場を余儀なくされた。現
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不振ゆえに人気 中田翔を“FAの狙い目”とソロバン弾く球団
落ちるところまで落ちてしまった感のある日本ハムの中田翔(28)。22日のオリックス戦で8月5本目となる16号本塁打を放ったものの、リーグトップのレアードとは13本差。昨年タイトルを取った打点も60で、トップの柳田とは27差。打率.216にいたっては、規定打席に達している野手の中ではリーグ最下位にいる
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連敗を6で止めた 楽天・藤平の「18歳らしくない」部分
泥沼の連敗を止めたのは新人だった。22日のロッテ戦に先発した楽天の藤平尚真(18)が、5回を投げて2安打無失点7奪三振でプロ初勝利。スタンドで両親が見守る中、チームの連敗を6で止め、今年の高卒ルーキーで初白星一番乗りを果たした。この日の練習前、球場で選手にいつもより長めの訓示を述べた梨田監督も、藤平
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二軍でも炎上の藤浪が患う “阪神病”と“首脳陣アレルギー”
毎日、どんな気持ちでいるのだろうか。制球難で二軍にいる阪神・藤浪晋太郎(23)が22日、ファームのソフトバンク戦に先発し、初回に2四球で1死一、二塁のピンチを招くと、先制適時打の直後に連続被弾。いきなり4点を失った。二回は3者凡退だった。藤浪は約2カ月半ぶりの一軍マウンドだった8月16日の広島戦は4
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ヤクルト真中監督退任 “後任有力”高津二軍監督は課題山積
22日の阪神戦前、神宮球場のグラウンドで報道陣の取材に応じたヤクルトの真中満監督(46)は、「しっかり相談し、今季限りで辞任するということで決定しました」と自ら退任を発表した。就任1年目の15年に前年最下位のチームをリーグVに導いた手腕を評価する球団からは続投要請を受けたものの、「精いっぱいやったが
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今宮、上林、中村も…SB野手陣を熱くさせた甲子園の余波
炎天の8月、元高校球児の血が騒いだか。22日、準決勝が行われた甲子園に負けないプレーを見せたのがソフトバンクの野手たちだ。この日、適時三塁打と3ランで4打数2安打4打点と活躍した今宮(26)は、今夏の甲子園に出場した明豊OB。遊撃と投手の二刀流で、09年夏の準々決勝で菊池(現西武)擁する花巻東と激戦
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巨人も中村に方向転換? 清宮“早大進学で決まり”は本当か
ドン!センターまで121メートルのバックスクリーン付近に打球が飛び込むと、見守った2人のプロのスカウトは、呆れたような笑顔を見せた。U18W杯(9月1~11日=カナダ)に出場する高校日本代表が22日、千葉県内で合宿を開始。107本塁打で高校通算記録に並んでいる早実の清宮幸太郎(3年)は、大会で使用す
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日は出ていなくても好機 「日照不足」「冷夏」関連15銘柄
異常な天候が続いている。8月に入ってから、都内の日照時間は平年の3~4割にとどまり、岩手県内4カ所では8月11~20日、日照時間は観測史上初の「ゼロ」だった。日照不足、気温低下の影響で、プールや海に遊びに行く気になれず、野菜も高騰と、消費者にはマイナス面が大きかった。冷夏の打撃を受けた企業も多いが、
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今季初戦で対戦…錦織圭とディミトロフの“明と暗”
右手首の故障で今季の残り試合を欠場することになった錦織圭(27)の最新世界ランク(21日付)が10位となった。2桁ランクは2014年8月25日付の11位以来のことだ。一方、先週のウエスタン&サザンオープンでマスターズ初優勝を飾ったグリゴール・ディミトロフ(26=ブルガリア)は、前回の11位から9位に
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今季昇格なし 二軍で好調の巨人ギャレットに他球団熱視線
巨人の助っ人が好調だ。といっても二軍の話。2年目のギャレット・ジョーンズ(36)である。二軍で4試合連続安打中。20日の試合では一発も放った。打率.261で9本塁打を記録しながら、今季はこれまで一度も一軍昇格がない。4人の外国人枠を占める一軍のマギー、マイコラス、マシソン、カミネロが好調。マギーは、
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真中監督辞任決定 後任候補に宮本慎也氏があがらない理由
セ・リーグの最下位に沈むヤクルトの真中満監督(46)が今季限りで退任することが決まった。21日現在、首位・広島に31ゲームの大差をつけられての借金33。球団内部には、「監督の責任は問えませんよ。川端、バレンティン、畠山、雄平、大引に秋吉、小川、山中と投打の主力にこれでもかと故障者が出た。この戦力で勝
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メキシコデビュー間近 本田圭佑のアダ名は“ピカチュウ”
日本代表のMF本田圭佑(31)所属のパチューカが、今季メキシコリーグで2勝目を挙げた。19日にアウェーで対戦したモレリアを2―1で下し、開幕3連敗のドロ沼スタートから「2連勝・勝ち点6ゲット」と盛り返したのである。もっとも年俸4億円の“大物助っ人”本田は、右ふくらはぎを痛めて戦線離脱中。モレリア戦も
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優勝どころか2位も危ない 楽天大失速に助っ人依存のツケ
鷹に振り落とされ、獅子にも食われる寸前だ。6連敗中の楽天。デッドヒートを繰り広げていたはずの首位ソフトバンクにあっという間に6・5ゲーム差をつけられ、3位西武にも1.5ゲーム差と猛追されている。失速の原因は後半戦の過密日程による夏バテと、本塁打を量産してきた助っ人の不調が大きい。チーム本塁打数109
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西武OBも同情…菊池雄星に“2段モーション疑惑”なぜ今?
「もう8月ですから。僕らはルールに従ってやるしかない。キャンプで確認して大丈夫と言われて、なぜ今なのかと」西武の菊池雄星(26)が不満をあらわにするのも当然だ。菊池が2段モーションによる反則投球を宣告されたのは、8月17日の楽天戦の二回。それ以降は走者がいない状況でもクイックで投げて完封勝ちしたが、
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“清原超え”広陵・中村に追い越され…早実清宮の評価急落
「走者が出ると、ピンチではなく、むしろ肩の強さを我々にアピールするチャンスだととらえている。走者のリードが少しでも大きいと、ここぞとばかりに本塁から牽制を入れてますからね。別府大付属高時代の城島健司(元ソフトバンク)や立命館大時代の古田敦也(元ヤクルト)がそうだった」こう言うのは在京球団のさる編成担
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鬼怒川温泉2歳児転落事故 男児助かり父親行方不明のナゼ
いたたまれない事故だ。19日、栃木県日光市の鬼怒川温泉ふれあい橋から2歳の男児が転落。無事保護されたが、捜しに行った父親の山家竜司さん(41)は依然として行方不明のままだ。悲劇は花火大会が始まる直前に起きた。その日は「ふれあい橋上夜まつり」の最終日。橋の上にはテーブルや椅子が置かれ、家族連れなど約1
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岐阜・介護施設5人死傷 理事長が明かす“問題職員”の素顔
岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で3週間足らずの間に、入所者5人が相次いで死傷した問題で、県は介護保険法に基づく2度目の立ち入り調査を22日にも行う。異例ともいえる2度目の調査に踏み切るのは、岐阜県警が事件と事故の両面で調べを進めているためのようだ。一方、5人すべての介護に関わったとされる
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加計獣医学部図面から浮上 バイオハザード施設に重大欠陥
加計学園が愛媛・今治市に建設中の岡山理科大獣医学部。日刊ゲンダイは先週、計52枚に及ぶキャンパスの建築図面を入手した。獣医学部棟最上階の7階大会議室は、ワインセラーやビールディスペンサーを完備した配膳室の真横。さながら“パーティー会場”だが、問題はそれだけではない。図面から浮かび上がるのは、「世界に
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完全復活イ・ボミ 9カ月ぶりVまでの険しかった道のり
【CATレディース最終日】イ・ボミ(29)がやっと勝った。昨年11月の伊藤園レディス以来、9カ月ぶりツアー通算21勝目を大会連覇で遂げた。8アンダー首位タイ発進の最終日は、同組の1打差3位発進の大山志保(40)が1番から3連続バーディーを決めて首位の座を一時明け渡した。「志保さんがスコアを一番伸ばし
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男子シニアは見応え十分 飛距離と技術も男子ツアーに劣らず
【ファンケル・クラシック最終日】「プレーオフはなかなか見応えがありましたね」ファンケル・クラシックをテレビ観戦した菅野徳雄氏(評論家)がこう言った。国内シニアツアー史上最多の5人によるプレーオフは、4人が3ホール目(18番・パー5)に入り、レギュラーツアー3勝の米山剛(52=写真)が第2打をピンそば
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4強はすべて複数投手起用 高校野球“エース依存時代”の終焉
夏の甲子園大会で準決勝進出を決めた東海大菅生(西東京)、天理(奈良)、広陵(広島)、花咲徳栄(埼玉)の4校には共通点がある。在京球団のスカウトが言う。「力量の変わらない投手が複数いること。ドラフト1位クラスはいませんが、東海大菅生は西東京大会の時から『140キロ級の投手が5人もいる』と話題になった。
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ハリル日本に朗報 長谷部が5カ月ぶりブンデス公式戦出場
ドイツ1部フランクフルト所属の日本代表MF長谷部誠(33)が、20日のフライブルク戦に先発フル出場。約5カ月ぶりの公式戦出場となった。3月22日に右ヒザを手術した長谷部は直後のUAE、タイ、6月のイラクとのW杯最終予選を欠場。懸命のリハビリを続け、この日が満を持しての戦列復帰だった。ポジションは本職
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