監督選びより難しい 侍メンバー巡るプロ対アマの綱引き
「アマの意見も尊重しないといけない」ある委員のひとりはこうつぶやいた。5日、20年東京五輪野球の代表監督について協議する侍ジャパン強化委員会が開かれた。井原委員長(日本野球機構事務局長)は、歴代の五輪(正式競技となったアトランタ以降)、WBC監督らに個別のヒアリングを行った上で、次期監督を選定する見
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市場はすでに戦争モード “有事銘柄”が高値更新の不気味
株式市場がキナ臭くなってきた。“戦争銘柄”の値上がりが凄まじいのだ。5日は、照明弾や発煙筒など防衛省向け販売がほぼ半分を占める細谷火工や、防毒マスクの興研、機雷・弾火薬で知られる石川製作所がそろって年初来高値を更新した。「3社とも有事関連銘柄の代表格です。ロシアで地下鉄テロが起き、北朝鮮はミサイル発
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真偽を検証 佐川理財局長が言った“自動的に消去”システム
「パソコン上のデータもですね、短期間で自動的に消去されて復元できないようなシステムになってございますので、そういう意味では、パソコン上にも残っていないということでございます」腰を抜かす国会答弁だ。発言者は、財務省の佐川理財局長。3日の衆院決算行政監視委員会で、野党議員から行政文書の電子データは残って
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森友国会議事録 安倍首相の赤っ恥答弁「大量封印」の忖度
不都合な答弁の数々がごっそり抜け落ちている。安倍首相が初めて森友疑惑の追及を受けた2月17日以降、衆参両院の予算委員会の議事録が、公式サイトに全く掲載されていないのだ。未掲載なのは2月17日、20日、23日、24日、27日の衆院予算委の議事録。同月28日以降、参院予算委に論戦の場が移ってからは1日分
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都議会百条委 「政治的圧力」への追及どこへ吹き飛んだ?
仰々しい「土壌Xデー」なる表現はどこかに消えてしまった。豊洲市場移転問題を調べる都議会百条委員会は、予定された5日間の証人喚問を終了。気になるのは、先月11日の喚問初日に飛び出した“衝撃の新事実”に関する論議が沙汰やみになっていることだ。「驚くべき新たな事実を発見しました。(豊洲用地の売り主)東京ガ
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楽天が8年ぶり開幕4連勝 ソフトB千賀を“先手必勝”で攻略
笑顔でハイタッチは楽天ナイン。4日、本拠地でソフトバンクに快勝した際のシーンだ。開幕3連勝に続き、この日は先のWBCで日本代表からただひとりベストナインに選ばれた千賀を攻略した。四回に打者10人の攻撃で、一挙6得点。千賀の「お化けフォーク」を警戒、追い込まれる前に打とうと、この回の5安打中4本が初球
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久保が右FWで輝き香川トップ下復活で「本田不要論」再燃
日の丸を付けてもクラブでもパッとしなかった男が、見違えるように好調キープである。ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)のことだ。3月のW杯アジア最終予選UAE戦(23日)でキレのある動きを見せ、続くタイ戦(28日)ではワザありの先制点を決めた。そして予選後にドイツに戻り、シャルケとの大一番、ルー
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6点勝ちも喜べず…ハム貧打は中田翔&レアードが“戦犯”
勝っても素直に喜べない――日本ハムの栗山監督はそんな心境ではないか。開幕カードで1点、3点、3点と貧打にあえいだ打線が、4日は一挙に6得点。しかし、その内容は決して褒められたものではなかった。得点はいずれもロッテの失策や四死球絡み。相手の自滅に助けられたと言っても過言ではないからだ。栗山監督は3打点
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ヘトヘトでも初勝利 G菅野“開幕回避”がプラスになるワケ
4日のDeNA戦に先発した巨人の菅野智之(27)は、昨年末の時点で内示を受けていた開幕投手の座を辞退して、この日の登板に臨んだ。WBCで日本代表のエースを担い、3試合に先発。普段は弱音を吐かない男が、「思っているよりも疲労はありましたという話を監督にしたところ、ご配慮いただいたという形です」と自ら開
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相手投手は“歩かせOK”勝負…DeNA筒香を悩ます四球禍の壁
「甘い球は確実に仕留められる。勝負を避けるときは避けると、徹底しないといけない」ライバル球団の首脳陣は開幕前、DeNAの筒香嘉智(25)についてこう言っていた。実際、筒香は開幕から相手チームに徹底してマークされている。例えばヤクルトとの開幕3戦目(2日)、同点の七回2死二塁という場面では敬遠。筒香は
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当たれば賞金1億円 ナゴヤドームで“看板弾”実現の確率は
開幕4連敗の中日ファンにとってはビッグな話題だ。ナゴヤドームには今年から、幅約106メートルの大型ビジョンが設置された。CBCテレビは4日、モニター上の同社広告看板に打球が当たった場合、当てた選手と一般視聴者に計1億円の賞金を贈ると発表した。内訳は選手が5000万円、視聴者は抽選で50人に100万円
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乱闘劇も呼んで…阪神・藤浪“ノーコン悪化”はイップスか
年々悪くなっている。阪神は4日のヤクルト戦に藤浪が先発したが、初回から大荒れだった。先頭の大引に四球を与えると三ゴロの併殺で一息つくも、山田、バレンティンには連続四球。雄平の適時打で先制点を許す。二回も2四球とヒットなどで満塁のピンチ。ここはヤクルト打線の拙攻に助けられたが、三回は先頭のバレンティン
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マリナーズ岩隈 ベテラン特権生かした“スロー調整”の狙い
マリナーズ・岩隈久志(35)が4日(日本時間5日)のアストロズ戦に先発として登板。6回2失点で負け投手となった。試合はアストロズが2―1で勝った。昨季、自己最多の16勝(12敗)をマーク。キャンプ、オープン戦と、エース右腕ヘルナンデス(ベネズエラ)らWBC各国代表の投手が急ピッチで仕上げるのを尻目に
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水面下で争奪戦に “安倍晋三小学校”跡地に31億円売却情報
森友学園にタダ同然で払い下げた国有地をめぐり、水面下で争奪戦が起きている。不透明な土地取引や、小学校設立のスピード認可といった疑惑の真相は何ひとつ解明されていないのに、一体どうなっているのか。森友学園が小学校の開校を目指し、大阪府豊中市内に購入した国有地は約8770平方メートル。評価額9億5600万
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手足をガムテープで…愛知“虐待幼稚園”の経営者は元県議
アノ森友学園が運営する「塚本幼稚園」に続き、愛知県岡崎市の学校法人青山学園の「やはぎみやこ幼稚園」でも、児童虐待である。事実が公になったのは先月1日、同園に通う男児の母親が岡崎市のこども部家庭児童課に電話で相談したから。同課から報告を受けた県私学振興課が幼稚園に調査を求め、そのうえで指導を行った。「
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開幕戦勝てず…ダルを駆り立てる“門下生”へのライバル心
メジャー6年目にして初の開幕マウンドに立った。レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)が3日(日本時間4日)、本拠地テキサス州アーリントンで行われたインディアンス戦に先発、七回と3分の1を投げて4安打4失点だった。七回に二塁打と自らの2つの暴投で1点差とされたところで降板。レンジャーズは同点の九回、勝ち
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「新・山の神」柏原竜二 27歳引退は箱根の“燃え尽き症候群”
東洋大時代に箱根駅伝5区で4年連続区間賞を獲得、「新・山の神」と呼ばれた柏原竜二(27)が現役を引退した。3日、所属先の富士通が発表。今後は社業に専念するという。12年4月に富士通入社後は、右アキレス腱の故障などもあって低迷。1万メートルは大学時代の自己ベストに届かず、新たに挑戦したマラソンも振るわ
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ボクシング世界王者がなぜ? 高山勝成“アマ挑戦”の勝算
3日、自身初の世界戦を5月に行うことを発表したボクシング・ミドル級の村田諒太(31)。金メダルを獲得した12年ロンドン五輪から5年。ようやくといった印象だろう。同日、そんな村田とは対照的というか、プロ引退を発表したのが、WBOミニマム級世界王者の高山勝成(33)だ。教員志望だという高山はこの日、名古
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開幕戦で大乱調 ヤンキース田中将大に右肘不安が再燃
開幕早々、不安が露呈した。2日(日本時間3日)のレイズとの開幕戦で自己ワーストの自責点7でKOされたヤンキース・田中将大(28)である。今年はキャンプイン前日にジラルディ監督から開幕投手に指名され、オープン戦は6試合で防御率0.38と好調を維持してきた。エースとして当然の大役を務めたが、いきなり出は
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「CM持ってきて」 浮かれるハリルにサッカー協会ゲンナリ
W杯アジア最終予選のUAE戦、タイ戦で勝ち点6ゲットにサッカー日本代表ハリルホジッチ監督は大喜び……どころか「テレビやスポーツ紙が監督選手起用ズバリ!と持ち上げるので上機嫌。浮かれまくっているのですが……」と、サッカー担当記者がこう続ける。「正GKの浦和・西川の調子がイマイチだったので当初、第2GK
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開幕回避しDeNA3連戦先陣 巨人・菅野“鬼門”球場の憂鬱
開幕3連勝の巨人が今日4日から“鬼門”に乗り込む。横浜スタジアムでのDeNA戦だ。巨人は昨季のCSファーストステージで3位DeNAに1勝2敗。本拠地・東京ドームでの敗退にショックが広がった。昨季はDeNAに10勝14敗と負け越し。敵地横浜スタジアムでは4勝9敗とさらに勝てなかった。昨季の投手陣の対戦
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開幕18試合で四死球155 「悲しくなる」と評論家バッサリ
「草野球以下だね。カネを出してもらって見せる試合じゃないですよ」プロ野球の開幕3連戦の結果を見て、のっけからこう呆れるのは巨人、中日などで投手コーチを歴任した評論家の高橋善正氏である。2戦目の広島―阪神戦では、両軍合わせて27四球というまさに草野球以下の乱戦が演じられたが、こういうのである。「その日
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株価そろって上昇 安倍首相とゴルフした3財界人の共通項
なぜ、あの3人だったのか……。今月1日、安倍首相は東京都八王子市のゴルフ場で財界人とプレーしたが、「いつものメンバーじゃない」と兜町界隈で驚きの声が上がっている。経団連会長の榊原定征氏や、御手洗冨士夫氏(経団連元会長)、古森重隆氏(富士フイルムHD会長)ら財界重鎮とのプレーは珍しくないが、今回はAO
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元凶は松井一郎府知事…籠池氏が資料を非開示にしたワケ
真相解明が進まない元凶はハッキリしている。大阪市の学校法人「森友学園」問題で、大阪府・市が3月31日に実施した、系列の「塚本幼稚園」などへの立ち入り調査。学園の籠池泰典前理事長は、一部補助金の不正受給を認めたと報じられているが、金額の異なる3通の工事請負契約書などについては、関連資料の準備が間に合わ
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ヤンキース田中は最悪の船出 3度目開幕投手で背信7失点
日本人エース右腕が、またチームの期待を裏切った。ヤンキース・田中将大(28)が2日(日本時間3日未明)、レイズとの開幕戦に登板。2回3分の2を8安打7失点でKOされ、今季は黒星スタートとなった。これで田中は3年連続開幕投手を務めながら、いまだ勝ち星なし。開幕戦でのチームの連敗は6に伸びた。この日の田
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契約延長と故障リスク…マー君の今季はジレンマ登板続く
レイズとの開幕戦に登板したものの、2回3分の2を8安打7失点でKOされ、黒星スタートとなった田中将大(28)は7年契約の4年目を迎えた今オフ、ヤンキースとの契約を破棄してFAになる権利をもっている。とはいえ、昨年までの田中に、年平均25億円近い年俸を超すカネを払おうという球団があるとは思えない。過去
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巨人開幕3連勝 東京ドームには対戦相手惑わす“新たな罠”
巨人が2年連続の開幕3連勝だ。2日の中日戦。2点を追う四回に4番阿部の適時打などで同点に追いつくと、六回にマギーの左前適時打で勝ち越した。なおも1死二、三塁から岡本の代打で登場した亀井が吉見の初球を右翼線へ2点適時二塁打。亀井は三塁走者として、捕前への犠打が一塁へ送球される間にホームへ突入する好走塁
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3戦7安打で3連勝貢献 楽天今江は“母校PL廃部”が発奮材料
楽天開幕3連勝のヒーローは、開幕戦に続く特大の決勝弾を放ったペゲーロだが、この男の働きも見逃せない。FA移籍2年目の今江年晶(33)である。この日も2安打を放ってチャンスメーク。開幕から3安打、2安打と絶好調で活発な打線の火付け役になっている。ロッテから移籍した昨年は、89試合の出場で打率.281、
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サヨナラHRのヤクルト鵜久森 勝負強さは朝練のたまもの
「拾ってもらったという気持ちがある」お立ち台でこう言ったのは2日のDeNA戦、延長十回に代打でサヨナラ満塁ホームランを放った鵜久森淳志(30)だ。「ファウルじゃダメだと思ったので、バットを指1本か2本くらい短く持って芯に当てることを意識した」と振り返った鵜久森は、昨季も開幕4連敗中のチームをソロ本塁
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世界選手権を試金石に 日本柔道は東京五輪“全階級金”狙い
国際柔道連盟は昨年12月、新ルールを発表。「有効」が廃止され、5分だった男子の試合時間が1分短縮された。全日本柔道連盟(全柔連)は2日、全日本選抜体重別の結果を受けて、8月の世界柔道選手権(ブダペスト)の代表男女計12選手を発表した。全柔連はこの大会で金7個以上を目標に掲げている。新ルールが適用され
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4番&助っ人貧打深刻 ハム大谷の投手復帰ますます遠のく
開幕からマルチヒットを続けているのが、日本ハムの大谷翔平(22)だ。2日は今季1号を含む3安打1打点。2日連続の猛打賞で、もっか12打数8安打、打率.667だ。しかし、これだけ大谷が打っても、日ハムは西武との開幕カードで1勝2敗。なにせ、4番の中田と昨季本塁打王のレアードがからっきしなのだから、勝て
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開幕戦負け越しの阪神 拙攻拙守で糸井の本塁打もパーに
これが甲子園なら、どんな罵詈雑言を浴びせられたことか。阪神は広島との開幕カードを1勝2敗で負け越し。3試合で被安打36、24失点は、ノーコン投手の22四死球と、野手の8失策も大きな原因だった。2日の試合も5与四死球。七回には1死満塁のピンチに右翼の福留が2点適時エラーをすれば、八回には1死一塁で北條
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